2009年4月12日日曜日

海外で英語のプレゼンテーションする


海外で英語の講演をする際に

1.原稿を読む
2.原稿なしでよむ(原稿は暗記)
3.原稿なしで、スライドをみながらその場でなんとか表現を考える

というのが一般的でしょう。
3.ができる人は、もう十分に英語の力があるのでここでは省略

どうしても日本人の発表で多いのが、1.だと思います。
最初の学会で、「失敗したらどうしよう」とか「表現をわすれてしまいそう」
などの理由で、原稿を読む方法を選ぶ人もいると思います。

原稿を読むことで、発表時間内にきっちり終われるという
利点はあると思います。

でも、ここはあえて、2.の方法でチャレンジすることをおすすめします。
原稿を読む方法だと、フロアーへのアピールがどうしても不十分になります。

原稿を暗記すると
1.発表の時に自信がもてる。
2.内容を暗記してるので、フロアからの質問にもそれなりに答えられる。
というメリットがあります。

暗記しようと思うと、それこそ何回も練習しないといけません。
でも原稿を読めばいいと思ってしまうと、どうしても事前の練習が不十分に
なりますし、当日も自信なさそうにまわりに見えてしまいます。

そうは言っても、全部覚えるのは難しいという人もいると思います。
でも、俳優になったつもりで、セリフを覚えるつもりですれば
なんとかできそうです。
最近は、お笑いタレントでも映画で長いセリフを覚えています。
たぶん、努力は必要ですが、コツをつかめば可能だと思います。

私の経験として、昨年ベトナムに1週間研修に参加しました。
そこで生まれて初めて、英語でプレゼンテーションをしました。
約10分ほどの内容でした。
最初は原稿を読むつもりだったのですが、何回も読む練習を
してると、「これだったら何とか覚えられるかも」と思いました。

実際に当日は一応原稿は手元にもってましたが、
原稿をみなくても大丈夫でした。
(講演は脊椎ナビゲーション手術)

翌週は、韓国で研修をしました。
ここで驚いたことがありました。
韓国の先生と英語で話しているときのことです。

韓国の先生 「日本では側弯症の治療はどうしてるの?」
私       「沈黙」(言いたいことは頭にあるけど英語がでてこない)
そこでやっぱり英語話すの難しいなあと落ち込みました。

ところが、話題が先日講演したナビゲーション手術の内容になると
自分でも驚くほど英語が口から飛び出してきます。

これは、講演内容を丸暗記したことが大きかったと思います。

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