2009年12月31日木曜日

今年一年の総括

年末になり、かなり寒くなってきましたね。

今年は、初めてブログを書いてみたという意味で、
大きな一年になりました。

今年一年ブログを続けてみて、来年の抱負を考えてみました。

来年の抱負
1)写真をたくさん載せたい。(そのためにはiphoneを買いたい)
2)英語に関係ないことも書いてもよいかも(読者を広げたい)。

2)については、ブログを書き始めた当初は、かなりマニアックな
ブログにしたかったこともあり、正直、
「読みたい人が読んだらいいんじゃないの」的なのりでした(笑)。

でも、できれば、たくさんの人に読んでもらいたいという
欲求が最近芽生え始めたので(当然か?)、来年はもう少し
趣向をかえてみようかなあと思っています。

それと、もう一つ大きな野望が。

3)いずれ書籍を出す(ふふふっ)。

これは、昨日のブログにも書きましたが、数年のうちに
個人出版が可能になると思うので、今のうちに
いろいろ書いて準備しておこうと思うのです。

そのためには、息を吸って吐くように、文章を書けるようになりたい。
まさにJoJoの波紋のようにです(わからない人すいません)。

また、来年も、暇な時でよいので、ブログにお越しください。

それでは、みなさんよいお年を!!!

2009年12月30日水曜日

個人でも本が出版できる時代になりそうです

今日は年末最後の当直です.平和だといいのですが.

個人が,電子書籍を出版できる時代が近づいてきました.

kindle向け電子書籍を出版する方

引用
アマゾンのクリスマス商戦で,ついに電子書籍売上がリアルな書籍を
上回ったとのニュースが世界中を驚かせている。
一般的にまともに自費出版をしようとすると
約200万円ほど必要といわれている。
それが電子書籍リーダーの普及によって,それが一冊あたり
2000円程度,ごく簡単な手続きで本が出せる時代になったのだ。



すでに,ブログなどは,本に匹敵するくらいの文章を
書けますが,電子書籍になると,販売できるのが
すごいですね.

電子書籍の動向については,今後も注目です!

2009年12月29日火曜日

英語ペラペラ道場セットのご紹介(笑)

いままで,いろいろおすすめの本や教材について
紹介させてもらったのですが,まとまった紹介をしてほしい
というご意見をいただきました.
ので,英語ペラペラキット的なものを作ってみました.

題して「これをそろえて,みんなで英語ペラペラになろう」

まずは,iPodですね.
iPodはshuffleでも良いとおもうのですが,iPod touchかiPhoneの方が
今後の拡張性がある気がしますね.
iPodには,JBJS AmのPodcastをダウンロードすることをおすすめ.
毎月最新のトピックスを,きれいな英語で聞くことができます!!





英語の教材については,一般英語と医学系の学会に
役立ちそうな教材を選びました.
たくさんの教材を聞くよりも,最初の半年ほどは,同じ教材を
何回も聞いて,丸暗記するのが良いと思います.

次に,英語学習の目指すポイントについて書いてある本







この3冊は,英語を効率よく勉強する方法が書いてあるので,ぜひ
英語をこれから始めようという人に読んでもらいたいです.
目指す方向をあやまると,先の見えない英語の森に
迷い込んでしまうので(汗)

2009年12月27日日曜日

本田直之さんレバレッジ英語勉強法

いよいよ忘年会も一段落で,年末モード突入ですね.
僕の大好きな著者である,本田直之さんの
「レバレッジ英語勉強法」を読みました.
レバレッジというのは「テコ」を意味する単語で,
物事を効率よく行うことを表しています.

この本の中で印象的だったのが,
1)英語を効率良く勉強するためには,捨てることが必要

捨てることについては,以前,神田昌典さんの著書を
紹介しました.

本田さんも,
日常英会話
映画をみて英語を勉強する方法
TOEICを使用した勉強
については,あまりすすめていません.

逆に,専門領域の英語にしぼることがレバレッジを
かけるためには重要と強調しています.

確かに,専門領域の英語にしぼることで,
習得が早く,しかも成果が確実に手に入るという
大きなメリットがあります.

そして,神田さん,本田さんに共通しているのが,
専門領域の教材をとにかく聞きまくり,
それを暗記するということです.



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2009年12月20日日曜日

ベトナム整形外科学会

こんなに寒いと感じるのは久しぶりです.

昨年,1週間研修に行ったベトナムの病院で
脊椎の学会が開催されたそうです.
研修先のボスである,Vo教授にメールを
だしたところ,非常に詳細に内容を教えてくれました.

4日間の学会期間中に26件のlive surgeryをされた
そうです.症例も,重度の側彎症や強直性脊椎炎の
骨切り術など非常に難易度の高い症例ばっかりだった
そうです.

アメリカ,日本からDrが参加して,共同で手術を
行ったとのこと.
全て大きな合併症なく,無事大成功だったようです.

Vo教授は,ベトナム整形外科の父と言われるような,
先生です.
まだまだ発展途上のベトナムですごく頑張られています.

26例の手術に要したインプラント代金は400,000ドルで,
これは複数の企業からの寄付で行われたそうです.

来年のベトナム脊椎学会には,ぜひ参加してみようと
思います.

2009年12月19日土曜日

中国の医療事情

本当に寒すぎます.

中国から1年間,張先生という留学生が岡山大学に
勉強にきています.
彼は本当に優秀で,英語もペラペラ,論文も1週間ほどで
書いちゃうほどの実力者です.

中国の事情をときどき話しますが,中国はアメリカに近い
医療体系のようです.

背骨の手術でいうと
インプラント(背骨を固定するのに使うチタン性の金属)を
手術で使用すると,一定のお金がDoctor feeとして,
医者に支払われる.

僕の感覚だと,腰の手術で,インプラントを使用する頻度は
だいたい2割程度だと思うのですが,中国では9割.
びっくりしたのが,椎間板ヘルニアをとるだけの20代の
患者さんにもインプラントを使用するようです.

これは,アメリカも似たような現状らしいのですが,
インプラントを使用するメリットとして,
1)病院の売り上げが上がる(インプラント,手術手技料も高い)
2)使用したインプラント代から,Doctor feeが支払われる
3)患者さんの短期成績がもっとも安定している.

1)と2)は分かりやすい理由ですね.
以上のような理由を聞くと,
「日本の医者はなぜ,インプラントをもっと使わないんだ!」
となります.
実際,彼は手術中いつもそういった質問をしてきます.

3)の短期成績が安定している.というのがくせもので,
中国やアメリカのお医者さんは,手術してから半年ほどの結果が
重要なのであって,数年後(もしくは10年以上たった後)の
結果は関係ないというスタンスです.

これは,「手術した直後に痛みがとれない」→「医者のせい」
という理由になるそうで,中国のDrが一番心配する点らしいです.
つまり,数年後の結果が良かろうが悪かろうが関係ないけど,
手術した直後によくならないのはこまるという理由だそうです.

中国では,手術をした直後に痛みがとれずに,
再手術になると,患者さんが,
「治療費は全額,病院が出せ!」と要求するそうです.
実際に,病院側がお金をだして解決することも多いそうです.

したがって,短期で確実に痛みがとれる治療を優先して,
長期的な問題にはあまり興味がないように感じます.

日本人の感覚だと,手術直後に調子が良いのはもちろんだけど,
数年後も調子が良い方法を選びたい.と考えるので,
インプラントを使用する手術への依存は少ないのです.
インプラントを使用する手術(病院は儲かる)をあえて
選択しないで,患者さんが長い目で見て幸せな方法を選ぶ.
ということです.
(インプラントを入れると,本来動く関節を固定してしまうので,
その隣の関節が悪くなる心配がある.)

短絡的にアメリカ型の医療はダメだ!とは言えませんが,
この点については難しい問題だと思います.

2009年12月17日木曜日

大きな目標を持つことの意味

Twitterにはまり,更新がとどこおりがちです(笑)
今日は少し時間があったので,来年の海外の学会に
ついて考えていました.

海外の学会に演題を出すことのメリット
1)海外の学会に演題を出しているモチベーションの高い
人と交流がもてる.
2)日々の生活にメリハリができる.
3)観光など,海外に行くこと自体の楽しみ

医者を10年くらい続けていると,日々を過ごすのには
特に勉強を続けていなくても大丈夫になります.
しかし,時代のスピードについて行くには,自分に
プレッシャーをかけて,日々走り続けないと行けない
のだと思います.
自分は現状維持しているつもりでも,周りがどんどん
成長しているとしたら,自分の地位は相対的に
低下してしまいます.
そういったことを意識するには,やはり他大学の
モチベーションの高い先生と交流をもったり,
英語でうちのめされたりする経験も重要なのかも
しれません.

2009年12月12日土曜日

Minimally Invasive Neurosurgeryに返事を書いた

先日投稿していた論文に関して,Minimally Invasive Neurosurgery
から返事がきました.
結果はminor Revision(書き直したら掲載しますという内容)
でした.

Minor revisionといいながら,結構たくさんのご指摘を
いただきました(15個ほど).
でも,全て的確な指摘で,なかなか良いReviewerにあたったな,
というのが感想です.

脊椎ナビゲーション手術に関しては,ドイツ,日本などの論文が
目立ちますが,アメリカからの論文は少ないです.
Reviewerからのコメントもひどいものだと,
「ナビゲーションなんて無くても問題ない」
「ナビゲーションは高価で,使えない」などなど
それって,全然Scienceじゃないよ〜.と思ってました(笑).
こういった指摘するReviewerは,たぶん脊椎ナビゲーションを
使用したことがないんだと思います.

でも,今回のReviewerは,ナビの使用に関して非常に細かい点まで
指摘してくれました.
おかげで,論文はより洗練されたものになりました.
こういうご指摘は大歓迎ですね〜

全てのご指摘に対して,コメントとたくさんの修正を行って,さっき再投稿しました.

2009年12月6日日曜日

医学英語のPodcast発見

いよいよ忘年会シーズン突入ですね.
みなさん体調管理しながら楽しく飲みましょう.

Podcastみてたら,整形外科の英語聞き取りによさそうな
サイトをみつけました.
UW Medicine Orthopaedics and Sports Medicine Podcast Series
です.
もちろん,無料です.動画なので,少しデータが大きいですが,
画像,音声ともにきれいに編集されていて,おすすめです.



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2009年12月5日土曜日

西日本脊椎研究会 in大分

大分で開催された,西日本脊椎研究会に参加してきました.
岡山からだと,小倉経由で結構遠かった!
でも,いろいろ勉強になりました.

そこで,話題にあがっていたのが,脊椎に関連する学会誌を
統合していこうというものでした.

日本脊椎脊髄病学会,側わん症学会,インストゥルメンテーション学会,
西日本脊椎研究会などの学会(研究会)が,発行している雑誌を全部
まとめて,月刊で発行する方向で進んでいるようです.

でも,統合されれば,これらの雑誌を年間通して読めるので,
メリットは大きいと思います.

追加
ペラペラ道場経由で,本を購入していただき,ありがとうございます.
「英語耳」が,どんどん売れています!さすがベストセラーですね.

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2009年12月1日火曜日

投稿してた論文の返事がきた

あっというまに12月になりましたね。
忘年会シーズン突入です。金曜、土曜は町がにぎやかです。
景気回復のためには、みんなで町にくりだすのも重要でしょうか(笑)

Minimally invasive neurosurgeryという雑誌に投稿してた
論文に対して、Revisionという返事きました。
初めて投稿した雑誌ですが、Reviewerの指摘も的確で、
なかなか良い雑誌です。

論文は、ハングマン骨折の骨接合をナビゲーション
使用で経皮的に世界で初めてしました!
という内容でした。
Reviewerから、似たような手術がすでに報告
されているので、世界初を強調すべきでない。
とのご指摘をいただきました(ごもっとも)。

最近論文のReject(不採用)が多かったので、
久しぶりの吉報でした。

今週末は大分で西日本脊椎研究会に出席します。
まだスライドできてないので、今日、明日で完成させます。
木曜日は忘年会です。

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