2010年5月29日土曜日

2010日本整形外科学会総会に参加して


日本整形外科学会総会(日整会)に参加しました.
今回のイベントとして

1)英語の発表をした
先日のギリシャでも英語の口演をしましたが,日整会の緊張感はかなりのものでした.
しかも,事前に「読み原稿なしで発表する」と宣言してたので,直前まで原稿暗記のための発音練習をしました.
(とはいえ,一応保険で読み原稿は手元には用意しておきましたが.)
そのかいあって,なんとか,読み原稿なく,丸暗記した内容を話すことができました.
でも,質疑応答が。。。いまいちでした。
海外の一流学会だと,緊張感はもっとすごいんだろうなあ.
これも良い経験なので,これからも時々国内の英語演題に挑戦してみようと思います.

2)2008年のASIA Traveling fellowshipの同窓会
昨年の日整会で開催した同窓会に引き続き,今年も同窓会に参加しました.
参加された先生方は,みなさん,「何かやってやろう」という意気込みを感じる先生ばかりです.
そこで,いろいろ今後のプランがでました.
まず,来年は,過去に参加されたFellowshipメンバー全員(40人くらい?)にお声がけして,集まろうという案です.
そこには,国分先生,鐙先生,松山先生にも参加を依頼しようと.
これは,すごい会になりそうです.でも,実現できそうな予感.
そんな話をしていたら,「海外でお世話になった先生も呼ぼう!」という話まで.
やはり,皆さんモチベーションが相当高いです.
飲んだ席の話でなく,本当に実現する勢いです.




ビデオ研究会(略してビデ研)
東京医科大学の遠藤先生がおっしゃられた計画.
脊椎外科の中の手術で,基本的な手術(腰椎椎弓切除や頚椎椎弓形成など)のいつもどおりの手術ビデオを持ち寄り,討論しようというもの.
これは,非常に奥が深いと思います.
というのも,基本手術に,どこまでこだわっているのかが,みんなの前にさらされるからです.
術後のレントゲン写真からはわからない,軟部組織の処理の仕方などが,わかってしまうわけです.
しかも,術者は,後輩に限定!
なぜかというと,後輩に伝わっていないということは,指導が不十分だという考えからです.
(若い年齢の先生の手術だと,みんなが率直な意見を言いやすいということもありますが.)
ビデ研もおもしろいなあと思いました.

3)ブログやTwitterで知り合った先生とコンタクトがとれた.
たくさんではありませんが,今回の日整会で,今まで直接お会いしたことのない先生ですが,このブログにコメントをいただいた先生方とコンタクトをとることができました.
普段,自分の専門領域である,脊椎分野の先生とは,比較的良くお会いすることができるのですが,他分野の先生とお会いできたのは非常に良い経験になりました.
また,ブログで自分の意見を言いたい放題?しているので,それに反応してくれた先生とお会いすると,考え方が似ていたり,自分と同じモチベーションを感じたりして,すごく良かったです.
モチベーションの高い先生に,こちらからアプローチしなくても,向こうからメールをいただいたりできるわけで,ブログを書いている一番のメリットだと思います.

などなど,過去の日整会以上に,充実した学会となりました.

追伸
先日ギリシャで山根教授のネタを書き続けたかいがあり,みなさんから,山根教授に対するコメントをいただきました.
今度本人にあったらお伝えしておきます.

2010年5月23日日曜日

久しぶりに英語の事など

今日は,大雨でしたね.

久しぶりに英語の事を考えてみました.

専門的な英語について
1)書くこと
幸い,個人的には書くことはあまり困ってません.
医者になって,最初に上達したのは書くことかも.
というのが,
・英語論文を書く
・native checkのため,アメリカ人に意見をメールする
・留学先と英語の文章でやりとりをする

など,比較的日本にいても英語を書く機会があった気がします.
でも,最初の頃は,論文を書くのってすごく時間がかかった気がします.

2)聞くこと
これは,本当に苦手でした.
nativeの言うことはおそらく,1割も分からなかった気がする.
この克服には,いろんな本に書かれているように,
とにかく,たくさんの時間英語の教材を聞いて,耳筋を鍛える.
(耳に筋肉ってあるのかな?)

最初は,教材をiPodに入れて聞きましたが,ほとんど聞き取れない.
聞き取れない英語をずーっと聞くのって,意外に苦痛ですね.
これを,続ければ,ある時期になると突然聞こえるようになるのですが,それまで継続する習慣を作るのが難しいかも.
結構挫折しちゃいますね.

実体験として,大人になってからでも,英語を聞き取れる耳になります.
逆に,高校の英語だけでは,しっかりと英語を聞き取れる耳にはならないのかも.
(そういえば,東京外大に現役で通った同級生は,いつも電車で英語を聞いてたなあ)

日常生活でnativeが使用する頻度の多い表現から順に勉強していくのがいいのかも.
そういった視点でおすすめなのが,下の本です.



3)英語を話すこと
実は,今の課題はこれです.
まず,思った事を話せるというのが一つと,後はできればきれいな発音をみにつけたい.
nativeの発音って,Phonicsで勉強するのが一番のようです.
Thank youは,サンキューではなく,Th+an+k となります.
Thは,サではありませんし,kはクではありません.
日本語は,子音と母音がセットになった発音が多いですが,英語は子音だけの発音が結構多いです.
これは,娘といっしょに練習してますが,娘の方が上達が早い...
最近よく教えてもらってます.



もちろん英語耳もおすすめ!



英語ペラペラになるまでの道のりは長そうですが,気長に頑張りましょう!

2010年5月21日金曜日

おすすめのブログ

今週は蒸し暑いですね.

カナダに留学中の整形外科Drから,
励ましのメールをいただいちゃいました!

SANDYの渡加とか。

留学中の先生からコメントをいただけるのは,
非常に励みになりますね.

そして,コメントをいただけるのが,同年代の先生が
多くて,楽しいです.
学会で知り合いになることも,無い訳ではないのですが,
専門が違ったりすると,あまり声をかけられることも
ないので,ブロブにコメントをいただけるのは
非常にありがたいです.

密かに,ペラペラ道場にコメントをいただいた先生の
連絡先をメモメモ.何かの時に,一緒に仕事ができたら
良いなあと.

2010年5月17日月曜日

今日のカンブリア宮殿みた感想


ギリシャから帰って,少しずつ日本の生活になじんできました!

といいつつ,来週には,日本整形外科学会があるので,準備しないと(汗)

普段ほとんどテレビを観ることがないのですが,「カンブリア宮殿」はお気に入り.

今日の社長の一言の中で
「意志決定することの大切さ」
「若者は,成長性,創造性,革新性を求めている」
という言葉が,すごく印象的でした.


成長,創造,革新というものに共通するのが,「変化すること」だと思うのです.
ダーウィンも,「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るわけでもない。唯一生き残る者は、変化できる者である」と述べています

この「意志決定」や「変化すること」に対して,司会の村上さんが「空気を読むことからは,何もうまれない」と言いました.

「空気を読む」「顔色をうかがう」「慣習に従う」というのは,変化とは対局にあるものですね.
当然そういったものが必要なシーンもあるとは思いますが,今の日本(世界も)のように,目まぐるしく変化していく環境に対する対応としては,不十分な気がします.

先日のギリシャの学会でも,思ったのですが,海外でがんばろうと思ったら,「自分の意見をはっきりと相手に伝える」ことが重要だと思うのです.

2010年5月13日木曜日

ギリシャ ラスト



今日は,午後の飛行機に乗るため,午前中に最後の
観光に行きました.

リカヴィトスの丘というアテネ内で一番高い丘です.
ケーブルカーだと,2分で上がれる距離ですが,
山根教授は,走って頂上まで登ると意気込んで出発.

5月末に日本整形外科学会のサッカー大会があるので,
山根教授もトレーニングしたいとのこと.

地球の歩き方には,歩いて登ると約20分と書いてましたが,
なんと教授は,ケーブルカーが到着するより速く
頂上に到着しました.

教授のランニング姿をブログにアップしたかったので,
一回降りてもらい,再度写真を撮影しました.

ちなみに,教授が履いているのは,短パンではなく,
水着です(笑).

丘の頂上からは,アテネ市内を見渡す事ができました.

今からホテルチェックアウトで,カタール航空(ドーハ経由)で
帰国しま〜す.

2010年5月12日水曜日

ギリシャworldspine 7




今日は,実習も終了したので,ラリッサからアテネまで
鉄道で移動しました(インターシティーという列車).

ギリシャの鉄道は,いまいちと,地球の歩き方に書いてましたが,
意外と,時間どおり運転してて,快適でした.

アテネ市内は,先日の大きなストライキ&デモの影響が
まだ少し残っています.

日中は,警察を町中で良く見かける程度ですが,本日も
18時から,シンタグマ広場で,デモ行進があるようです.

現地のJTBデスクに確認したところ,デモ行進の時間に,
広場周辺に行かなければ,心配ないとのこと.

今日は,少し自由時間があったので,アテネの
パルテノン神殿を訪れました.



ギリシャは,真夏の日差しです.
中西先生が,神殿を持ち上げようとしている写真を
撮ってみました(笑).
中西先生が本気だしたら,少し持ち上げれそうな気がしますね.

今回,初めての国際学会に参加して,やはり,英語の力を
つけないといけないなあと,思いました.
発表の内容においては,日本人は,全然国際的に負けてないのですが,
Discussionになると,完全に負けてます.

今後の課題として
1)聞いている人に向けて,メッセージを発信するプレゼンをする.
今回,原稿は用意しなかったのですが,スライドばかり見てしまったので,
1/3くらいの時間は,なんとか,聞いている人の方に向けて話したい.

2)自分にとって,不利な質問がきたときの,切り返し.
これが,外人はうまいんです.
聞いてて内容がショボイ発表でも,質問に対するきり返しが
うまいんですよ.これは,見習わないと損です.

3)個人的な課題として,発音の練習時間を増やす.
発音は,どうでも良いという意見もあるのですが,
やはり,完全なカタカナ発音だと,相手が聞き取りにくいと
思われます.帰国したらフォニックスを勉強しよーっと.

2010年5月11日火曜日

worldspineギリシャ6



今日の山根教授は,カダバートレーニングを終えて
くつろいでいます.
飲んでいるのはワインではなくコーヒーです(笑).







今日は,ラリッサという都市のThessaly大学で,
カダバートレーニングがありました.

カダバートレーニングというのは,患者さんのご遺体を
使用して,解剖を理解したり,手術のトレーニングをしたり
するもので,外科医にとって非常に重要な実習です.

遺体をホルマリンで固定する方法と,フレッシュカダバーといって,
ホルマリン処理なしで使用する方法と2つの方法があります.
今回の実習で使用したのは,ホルマリン固定のご遺体でした.
(実際の写真は,一般の人が見ると気分が悪くなりますので,
ここでは,省略します)

実習は,Thessaly大学の解剖学教室で行いました.
医学部の最初に行った解剖学実習を思い出しました.


各班5名の実習で,頚椎(くび)のアプローチを
transoralで行う手技を勉強できました.
この方法は,学会で時々目にするアプローチですが,実際に
見た事のないアプローチだったので,非常に
勉強になりました.

カダバートレーニングは,非常に得るものが多く,
日本でもどんどん導入がすすむと良いのですが,
日本では,法律上の問題から,カダバーを使用して
手術のトレーニングを行う環境はあまり整っていません.

そのため,日本人医師の多くは,海外まで遠征して,
トレーニングを受けているのが実情です.

最近,日本における移植医療の遅れに関するニュースを
みると,カダバートレーニングができない状況と
同様,なんとか日本で行える環境が整えば
良いのになあと思います.

海外にまででかけて,トレーニングを受けるという事は,
それだけ,ニーズが大きいという事です.
「日本でできないなら海外に行けばいいじゃん」という
意見もあるかもしれませんが,僕は国内でできるように
した方が良いと思います.
移植にしろ,カダバートレーニングにしろ,逆に海外の
人にしてみたら,
「日本人になんで提供しないといけないの?
自国でできるようにすればいいのに」って思いますよね.

自国の医療については,自国で責任をもつというのが
基本だと思います.

ギリシャworldspine 5

ギリシャWorldspineも後半戦に突入.
今日は,Larrisaという都市まで移動しました.
少し時間ができたので,後輩の論文をチェックできました.

Larrisaは,すでに28度です.
また,観光地ではないので,ほとんど英語が通じません(笑)

明日から,カダバーコースが始まります.

追伸
Worldspineの山根教授の特集?を始めてから,ブログのアクセス数が
かなりUpしました.
二日続けて100アクセス超えたのは,始めての快挙!!
訪問してくださった皆さんありがとうございます.

2010年5月10日月曜日

ギリシャworldspine 4



学会最終日は,全員発表がありました.
中西先生は,なんと主題で発表することになりました.
(事前の案内がなかったので,びっくりされてました)

そして,なんと教授(山根)も発表することになりました.
というのも,もともと参加予定だった田中先生が,
患者さんの状態が悪く,今回出席をキャンセルされたので,
田中先生が発表予定のスライドをあずかってきました.

でも,僕も4つ演題をだしていたので,どうしようかなあと
思っていたところ,中西先生と「教授がいるじゃないか!」という
話になりました.

山根は日本語の学会発表も,地方会で1回したことがあるだけの
経験値なのですが,いきなりWorldspineデビューとなりました.

アテネのホテルで,中西先生と読み原稿を作成し,
後はひたすら読む練習.

当日も,立派に発表し,質問にも何とか解答できました.
さすが教授!!

ちなみに,中西先生と山根教授が勤務している
呉共済病院では,若手の先生が海外の学会に
参加するのをサポートしてくれるようです.

なかなか,海外の学会に参加するのをサポートしてくれる
病院って少ないんですよね.
海外の学会に若いうちに参加すると,視野も広がるし,
英語の重要性も体験できて,良い事ばっかりなのですが.

てことで,広島県出身の先生で,整形外科や海外の学会発表に
興味のある先生は,ぜひ呉共済病院まで〜(CMでした)


最後の写真のタイトルは「教授ドンキーに乗る」です.
ドンキーとは,ギリシャのロバの事らしく,
シュレックの元らしいです.



今日は,カダバーセミナーのある,Larissaに移動です.

2010年5月7日金曜日

ギリシャworldspine 3



普段はお酒を飲まないプロフェッサーですが,ギリシャに来てから
どんどんお酒が強くなっています.

今日はSantorini島で開催のWorldspine初日でした.
学会会場は,「...ここですか?」見たいな外観でした.



受付を済ませて,早速1つ目の発表をしてきました.
演者は,アメリカ,ギリシャはもちろん,韓国,中国,南アフリカ
など,各国の医師が参加してました.



僕は,3つめの発表だったので,のんびりしてたら,1つ目と,2つ目の先生が
キャンセルされたようで,突然の発表になりました.

発表は,なんとか無事終わりましたが,質疑応答が,
難しいなあ.
なまりの強い英語を話す人もいるし,nativeの人から
まくしたてられても結構きついです.



でも,場慣れするしかないので,いろいろ質問もしてみました.
すごく良い経験になりそうです.
まだ,3つ発表が残っているので,頑張ります.

夕方から,全体のReceptionがあるので,岡山大学から参加の先生達と
参加してきます.

ギリシャworldspine 2





今日は,アテネから約5時間かけてSantorini島まで移動しました.
同行している山根は,呉共済病院の手術で,
先輩が術野を展開した後に,髄内釘を入れにやってくるので,
プロフェッサーと呼ばれているそうです.

プロフェッサーは今日もお酒を飲んで上機嫌です.






Santorini島にはBlack sand beachがあります.
火山が何度も噴火したことのある島なので,
beachは,きれいな黒い石で覆われています.

そして,すごく海水の透明度が高いです.
たぶん,今まで訪れたことのある海で一番きれいです.






プロフェッサーの動画

video

2010年5月6日木曜日

Worldspineギリシャ


無事ギリシャに到着しました.
本日は,アテネでストがありました.
といっても,ストは公務員が行っているようで,
観光地やタクシーなどにはあまり影響なかったようです.

今日は,エーゲ海クルージングツアーに終日参加してました.
エーゲ海は,本当にきれいな海です.
天気もよく,気持ちのよい1日でした.

ギリシャ料理は,今ひとつという印象ですが,
エーゲ海の島々は,のんびりしていて,良い気分転換になりました.
写真は,同行している,呉共済病院の中西先生,山根先生
と撮影したものです.

フェリーの横に,カモメが飛んでおり,パンを手で持っていると
うまくキャッチしにきます.



山根が,手に持ったパンでは物足りないということで,
口にパンをはさんで,カモメにキャッチさせようとしています.
関係ありませんが,山根はアルコールを飲むとすぐに顔が赤くなり
試合後のボクサー内藤のような顔になり,面白いです.




明日は,学会の開催地である,Santorini島に移動です.
インターネット使えたら,また,更新したいと思っています.

2010年5月1日土曜日

Worldspineでギリシャに行ってきます.

5/3から,ギリシャで開催されるWorldspineに参加してきます.
学会発表は,全部で4つ,オーラルです.
読み原稿まだ,半分くらいしかできてないので,
明日完成させよーっと.

現地でインターネット使えたら,ブログ更新したいと思います.