2011年7月1日金曜日

忙しい時に考えること


Flickr by Olav Ljone Skogaas

忙しいと感じることはありますか?
忙しいは,心を亡くすと書きます.

忙しい,忙しいと思った時は,次のような事に
注意してみると良いかもしれません.

1)仕事の要領がつかめていない時期は,とにかく量をこなす
自分の要領が悪いのを人のせいにしてはいけないですね.
まずは,自分の仕事内容をしっかり整理,把握して
効率化できるところが無いか,考えて見ましょう.

2)しなくてもよい仕事をしている
誰にでも頼める仕事って,どうしても頼みやすい人に
集まってきます.
それは,よいことでもありますが,なんでもかんでも
引き受けてしまうと,ただの便利屋さんになってしまいます.

3)本当に自分のしたい事が何かがはっきりしていない
仕事を始めてすぐなら仕方が無いですが,
十数年続けているのに慢性的に忙しい時には,
少し別の視点から考える必要があるかもしれません.

この時期になると,仕事のスキルもアップしているし,
かなり容量良く働けている事が多いですね.

なのに,常に目先の仕事に振り回されてしまう.
本当は,論文を書いたり,腰をすえて研究をしたいけど,
そんな時間無いよ~.という状態

結構多いですよね.

この状態に対する処方箋は.

まず,自分が普段している事を
重要度と緊急性でわけてみます.

例えば,鳴りつづける電話

多くの電話は,かける方の都合でかかってくるので,
緊急性は高いけど,あまり重要ではありません.

自分の分野に関する論文を読んで知識をえる.
英会話に通う
これはいうまでもなく,
緊急性は無いけど,非常に重要な事.

ついついしてしまう,ネットサーフィン
緊急性も無いし,重要でも無いこと

真面目に仕事にとりくんでいる人が
多くの時間をとられてしまうのが,
緊急性があり重要なこと,時に重要でないこと
ですね.

他人にまかせれる仕事はないか?
その仕事は自分がしなくてもよいのではないか?
仕事をかかえすぎているから,重要性の高い仕事は
中止してもよいのではないか?

など,定期的に自分の仕事を見直してみるのも
よいかもしれません.


以前にも引用してますが,
CHAGE&ASKAが昔
「人生で重要な事は,何をするかではなく,
何をしないかだ」
と言ってました.

自分にとって本当にしたいことをするのであれば,
しなくてもよい事について,真剣に考えないと
いけないんですね.

そして,忙しいと思った時こそ,少しゆっくりできる
時間を無理やり(強引に)確保して,
今後の対策をたてましょう.

忙しくて,そんな時間とれないよ!!
という人は,実は,
長期的な計画をたてる時間を確保していないから
忙しさから抜け出せない.
とも言えます.

文中で述べた,緊急性と重要性のマトリックスに
ついては,あまりに有名な本
七つの習慣
に詳しくかかれています.

この本,読んだことが無い人は
ぜひぜひ読んでみてください.
目からうろこが1000枚くらい落ちます.

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