2013年12月31日火曜日

勝手にAward:書籍部門

勝手にAward書籍部門は,ダントツでこちらの本を選びました.

ブログエントリー:會津藩校日新館 「臨床研究デザイン塾」

自分の人生を変えるような知識を得ることが読書の醍醐味.
ですが,実際にそのような本に出会う確率は1年によくて1〜2回です.

こちらの書籍は,
コンパクトですが,本当に大切なエッセンスが凝縮されています.

私自身は,自分の行動や,自分が創りだしたものによって,
世の中が変わる.
ということにすごく感動します.

医学論文を書くモチベーションも,
「その論文を読むことで,世界中のドクターの行動を変える可能性がある」
点につきますね.

そういった意味で,これからの医学教育,医学論文への関わり方を
大きく変える可能性のある書籍です.

最近,中国に英語論文の数で負けそうな日本.
日本の医療はすばらしいと思うのですが,
その内容を,日本にいる人だけに伝えるのはもったいない.

世界に発信するためには,世界のルールを理解したうえで,
質の高い研究を行うことが必須です.

勝手にAward:クリエイティブ部門

今年一番衝撃を受けたクリエイティブ作品はこちら

Perfumeパフォーマンス カンヌ(約8分)

こんな映像見たこと無い!!
と驚きました.

自分自身,みんなが,みた事のないようなシステムを作って,
周囲を驚かすのが好きなので,
このパフォーマンスには感動しました.

このパフォーマンスには,プロジェクションマッピングという技術が用いられています.

wikiより
プロジェクションマッピング(英語名:Projection Mapping)とは,パソコンで作成したCGとプロジェクターの様な映写機器を用い,建物や物体,あるいは空間などに対して映像を映し出す技術の総称をいう.

事前にPerfumeの動きを,PCに取り込んでおき,その動きに併せて,
コスチュームに映像を映し出しているのですね.

こういった新しい技術自体は,かなり以前からあったのでしょうが,
ここまで完成度が高く,すばらしい映像には圧巻されました.

新しい技術を使って,これまでの常識にない映像を作るというのは
本当に快感でしょうね.

ちなみに,きゃりーぱみゅぱみゅのau CMにも プロジェクションマッピングは用いられていましたね.

勝手にAward:人物部門

1年を振り返って,自分なりに勝手にAwardを考えてみました.
というか,妄想に近いですね.はい.

まずは,人物部門.
今年は間違いなくこの人.
堀江貴文さん

以下wikiより
2011年6月20日に収監され
2013年3月27日朝、長野刑務所から仮釈放

最近は,TwitterやYoutubeなど,
新しいメディア戦略で大活躍されてますね.

本当に,大きな人生のリセットを乗り越えて,復活されました.
同世代に生きる者として,とても良い刺激をいただいています.

僕が好きな動画は,TEDで宇宙開発について語る動画.

宇宙はだれでも当たり前に行ける場所である.



最近のお気におりは,ホリエモンチャンネル(ホリエモンQ&A)
ほぼ毎回iPhoneでみてます.
 

書籍も読み応えがありました.

今年1年を振り返って

ついに大晦日ですね〜
早いものです.1年たつの.

今年自分なりにできたことを振り返ってみました.

多施設合同研究と医療用クラウドデータベース
こちらのエントリーは,2012年の元旦にたてた目標でした.
なんとか2年経過した時点で,
OSG(NPO法人岡山脊椎グループ)のデータ管理は,
完全にオンライン・データベース(クラウド)に移行しました.
来年のJOAには,データベースの演題として発表する機会ももらえました.

目標というのは,やはり,みんなに宣言すると
実現する可能性が高くなるのかもしれませんね.

JOA AOA fellowship 総括
今年はなんといっても,アメリカに4週間の施設見学にいったのが
最大のイベントでした.
今ブログを振り返ってみると,良い思い出ですが,
当時は,少ない自由時間をやりくりしながら,
高速でブログを書いていたのが懐かしいですね.

アメリカのイベントが自分の中では,
かなり大きなターニングポイントになりました.

他にも地味ではありますが,
病棟のパス(頚髄症,腰部脊柱管狭窄症)を作成
腰部脊柱管狭窄症手術を,ほとんどの症例で内視鏡で行えるようになった
など
少しずつ前進しています.

そして,年末は,来年の目標について考えたり,
読書をしたりして,ゆっくり過ごそうと思います.

2013年12月22日日曜日

論文作成に重要なポイント

来年のIMAST,SRSといった国際学会に向けて
リサーチを開始することにしました.

先日参加させてもらった
臨床研究デザイン塾
で教えていただいたキーワード

FIRMNESS
Feasible(実現可能性のある)
Interesting(興味深い)
Relevant(切実な)
Measurable(測定可能な)
Modifiable(改善可能な)
Novel(新奇性のある)
Ethical(倫理的な)
Structured(構造化された)
Specific(的を得た)

これらは,発表や論文作成において欠かせないキーワードとして
福原先生の著書の中で紹介されています.

最近特に重要だと思っているのが
RelevantとModifiable です
NovelやMeasurableも大切ですが,

臨床の現場において切実な問題
かつ
その報告を読んだ人たちの行動が変わる(Modifiable)
ことがとても大切です.

読んだ人の行動が変わらないのであれば,
論文としての価値が低くなってしまいますね.

でも,切実かつ改善可能なテーマを構造化するのって,
結構大変ですネ.

2013年12月21日土曜日

SRS, IMASTの学会が動画で学べる

脊柱変形を専門とすることが決まり,
早速その領域の国際学会にフォーカスすることにしました.

国際的に有名なのは以下の学会
Scoliosis Research Society (SRS)
International Meeting on Advanced Spine Techniques (IMAST)

今日,久しぶりにSRSホームページを見ました.
すると,なんと,過去の学会がスライド(音声付き)でみれるようになっていました!
(気づくの遅いですね.はい.)

SRS関連過去の学会(video archives)

以前は,SRSに抄録を出そうと思っても,
・どのようなネタが旬なのか?
という情報が全くてにはいりませんでした.
(周囲に毎年参加している人がいれば抄録を見せてもらえましたが)

でも,今は,抄録どころか,発表自体が見れてしまう.
本当に良い時代になりました.
英語の勉強にもなりますね.

日本からの発表もちらほら.
皆さん,英語がとても上手です.

Kinectが面白い

来年の側弯症学会のネタを考えていました.
高齢者の姿勢異常については,
レントゲンで評価がされていますが,
動的な評価が不十分な印象.

かといって,動作解析には広い場所,設備(高額)が必要です.

何か良い方法はないものか?
と考えていたところ,
14800円で動作解析できるデバイス見つけました.

Xbox Kinect センサー


Kinect 以下wikipediaより
Kinect(キネクト)は、(物理)コントローラを用いずに操作ができる体感型のゲームシステムで、ジェスチャーや音声認識によって直観的で自然なプレイが可能となる。開発コード名はProject Natal。動力学を意味する"Kinetics"と、繋がりを表す"Connection"を組み合わせた造語である。キャッチコピーは「カラダまるごとコントローラー」。マイクロソフトが提唱する「ナチュラルユーザーインターフェイス(NUI)」の一つ。

Kinectを使った歩行解析については,ここ数年で論文にも登場しています.
どうやら,プログラムを自分である程度つくれるようですね.

今後は,このような安価なデバイスを利用して,
簡単に外来で姿勢異常をスクリーニングできるようになるといいですね.

脊柱変形を専門にすることが決まりました

突然ですが

脊椎領域の中で,今後,脊柱変形を専門とすることが決まりました.
よろしくお願いいたします.

と宣言いたします.

先日,スタッフの間で話し合いがあり,
低侵襲手術
脊柱変形
脊椎教育
といった分野で,チームリーダーを決めよう.
となり,私が脊柱変形を担当することになりました.

今までは,なるべく色々な手術を経験して,
横の幅を広くするよう心がけてきました.

ですが,対外的には,
「杉本先生の専門は?」
と聞かれた時に,返答に困っていました.
(ブログの人という認識が,実は最多なのですが...)

今後は,専門を聞かれたら,
「脊柱変形です!」
と即答しますので,しばらくは温かく見守っていただけたら幸いです(笑).

といっても,日常的な手術は今までどおり,
内視鏡,頚椎,腰椎,外傷,腫瘍など幅広く対応していきます.

2013年12月16日月曜日

フリーランチは無いよというお話

今年の6月にアメリカ訪問中に話題になった
「フリーランチは無いよ」
というお話
アメリカでは,4週間の間,訪問する病院の先生から
食事を毎晩のようにごちそうになりました.

その時はあまりピンとこなかったのですが
先日教授から,
「来年アジアから,学生さんが大学を訪問することになりました.
杉本は英語話せるから,対応よろしく.」
と言われました.

ここで,
「確かにフリーランチは無いな」
と思ったのです.

あるコミュニティー(例えば医局)に入った時に
そこでは,新人にはごちそうしてあげる.
という習慣があったとします.

最初はごちそうしてもらえる立場ですが,
当然,いずれはごちそうする立場になりますね.

留学も同じで,
たくさん留学している先生は,
いずれはたくさんの留学生を受け入れるポジションにつく.
(出世するとも言えます)

この事実は,前向きにも後ろ向きにもとらえることができます.
そして,おごるとき,おごられる時というのは,
その場で損得考えてもしょうがないのです.
長い目で見ると,ちょうどバランスがとれるようになっています.

おごってもらえるときは気持ちよく
おごるときも気持ちよく

でいいんでしょうね.笑



2013年12月15日日曜日

俺のイタリアン,俺のフレンチ

皆さんは,
「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」というお店を知っているでしょうか?
以前恵比寿(東京)でたまたまお店の前を通りかかったら,
ものすごい賑わっていたのを記憶していました.

先日
Chikirinの日記
で,下記の本がとても面白い.
と紹介されていたので,早速Kindle storeで購入してみました.

このお店の創業者である坂本さんご自身が書かれているので,
どのようなコンセプトでお店を作られたのかが,
とてもわかりやすく書かれています.

「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」のコンセプトは,
三ツ星レストランのシェフが作る料理を,格安(3000円程度)で提供する?!
しかも,恵比寿を始めとした,飲食業界の激戦区,好立地で.

というもの.
そんな事ができたら,いいに決まってるけど,
採算が合うわけ無いでしょ...

となりますね.
では,どのようにして,そのようなお店を作ったのか?

・お客さんの回転率をup
→立ち食いスタイルにした.さらに厨房もかなりコンパクトに.
高回転すると,食事の売れ残りも減りますね.
家賃は,料理のコストに最も影響が大きいので,そこを工夫したわけです.

高回転が,お店を続ける一つの重要なポイントとなるので,
毎日満席,食べたらすぐに次のお客さん,という状態でないといけないんですね.

この本を読んで面白かったのが
通常のホテルのレストランで提供されている食材の費用はだいたい値段の20〜30%
それが,俺の〜では,なんと60%!!

つまり食材の値段が2000円の料理が
ホテルのレストランだと10000円(20%で計算)
俺の〜だと3300円

お客さんとしたら,行列にならんだり,立ち食いにはなるものの,
これだけコスパの優れた料理なら食べに行きたくなりますよね〜.





2013年12月8日日曜日

なぜ勉強するのか?について

のりのり先生が少し前に,Facebookでおすすめしていた本を
本屋で購入してみました.

この本,絶対読むべし.
本屋で見かけたら,迷わず買っておきましょう.

一気に最後まで読んでしまいました.

まず,設定が面白いのです.
女子高生と中学生(姉弟)が,受刑者(殺人の罪)と
文通しているうちに成長していくストーリー.

この受刑者が,
・努力
・読書量
・精神力
・経験
において,半端ないのです.本当にハンパないです.

それでいて,中学生や高校生からの質問に対して,
とても柔らかく,かつ重要な事をはっきりと
指摘しています.

中学,高校の時代に
なぜ勉強する必要があるのか?
について,これほど的確に書かれた文章を読んだ事がありません.

この本は,
・現役の受験生
はもちろん
・現在働いている人達
にとってもとても役立つ内容です.

気になったフレーズを抜粋してみましょう

ただ外見だけ飾って内容のない人より,教養のある人のほうが実りある人生になりますし,付き合う相手もいい人に会えます.大人になる過程で,あるいはおとなになって気づいたことですが,付き合う人間というのは,本当に人生に深い影響を与えるものです.一定の知性や教養を備えることは,人として重要であり,付き合う人を決める要素にもなります.

→本気で受験勉強にとりくんで,大学に入学する.そこで出会った人は,自分たちと同じような努力を経て,教養を身につけた人たち.大学にかぎらず,長い期間コツコツと努力できる人達があつまる場所に自分の身をおくことができたら,お互いに得るものも多い.

桜は自分が咲くこと,花をつけることを知り,そのときが来れば加減もせず,力むこともなく,すべてを淡々としています.誠実に凛と咲き,潔く散る.人の生き方でたとえるなら何とも美しいものではないでしょうか.誰かが見ていようと,見ていまいと自らがやることを黙ってやる.そんな生き方,取り組み方ができたらいいなあと,いつも考えています.

→付け足す言葉もありませんね.外科医として,色々なことを考えさせられました.

将来頭角を現すのは,自分の目標に向かって,日々,着実に行動ができる人です.毎日何時間も机に向かえる,暗記や自分の勉強歩法,時間の使い方を考え,ときには遊びたい気持ちも抑えて,己を律することのできる人だと思います.「できたらいいなあ・・・」ではなく,「やるんだ!」と決意している人たちです.

→高校生に向けて勉強の重要性について説明したわかりやすい文章.

刑務所の中にいて,「こんなに素敵な文章,メッセージがかけるのか?!」
と驚かされます.

それと同時に
「読書というのは,あらゆる人にとって,大切な習慣」
なんだなと思いました.

ホリエモンも,収監中にたくさんの本を読んだことで有名になりましたね.



NPO法人の仕事を外注

最近では,経理の仕事を外注することが簡単にできるようになりました.
今までNPO法人の経理を,無理をいって,身内の人にお願いしていたのですが,
このたび,外部に委託することにしました.

経理の仕事量としては,それほど多くないので,
「その程度の仕事を外部に委託すると,お金がもったいないよ.
身内で相談できる人を探したら?」
という人もいました.

ですが,
外部に委託することで,心理的にすごく楽になる.
というのが最大のメリット.

自分が今,経理の仕事をメインでしているのであれば,
自分で経理をすませてしまう.
というのは,全然ありです.

ですが,私が経理の仕事を自分でするためには
・経理の仕事を1から勉強する.
・医師の仕事の時間外にそれを行う.
など,本業に影響がでてしまいます.
(まあ,経理の仕事を勉強するといのも,興味はあるところですが.)

経理の仕事を自分が勉強する時間を,他人から買った(外部委託).
とかんがえると,全然高い料金ではありません.

それと同じで,税理士さんに年度末に会計をチェックしてもらう
という作業も,結構お金がかかります.

でも,しろうとの私が会計をしていて,何年かに一回,大きなミスをしてしまう
リスクとコストを考えると,専門家に委託した方がとっても安全.

NPO法人の業務(経理,税理士さん)を外部委託してしまうと,
法人の運営って,一人でも十分できてしまいますね.

その運営のノウハウは,他のドクターが同じような
NPO法人を作る際も役立ちそうです.

レコーディングダイエット

先日出張の際に購入した本

岡田さんの本は,とても理論的に書かれているので
読んでいてすーっと入ってきますね.

この本にかかれている方法を一言でいうと
体重,食べたものを記録する事で,ダイエットが成功しやすくなる.

医学論文を書く際も,大切なことは
主観でものを考えずに,まずは記録をしっかりと行うこと
です.

そして,記録を取りつづけるだけで,体重が落ちていく仕組みがつくれてしまう.
というのが,このダイエット方法の一番のメリットでしょうね.

体重が落ちていく過程で,岡田さんの食に対する考え方がかわっていくのが
読んでいてとてもおもしろかったです.

さらに,ちょっと脱線しますが
太った人の周りには必ず太った人がいる.
と書かれていました.

これは,他にもあてはまることで
自分の友だちの平均年収が自分の年収

つまり
身の回りの人の考え方や行動パターンというのは,
「無意識のうちに」自分の行動に影響を与えるということでしょう.

これを,逆に利用するなら
・定期的に自分のモチベーションを高められる人と会う
たとえば,自分が本当に尊敬できる人たちと,
1年に1回,研究会を行ってみるとか.

・有名な病院に手術の見学にいってみる
毎日行われている手術というのは,外科医にとって,仕事の集大成です.
その現場をみることで,感じること,学べることは無数にあります.

・海外の学会に参加してみる
国内の学会と違い,若いうちから海外の学会にきている人というのは,
モチベーションが高いことが多いです.
選ばれた人が来ているから,そこでの出会いは刺激的です.
海外の学会でであった事がきっかけで,その後10年以上,友達になることもしばしば.

仕組みについて

週末には,自分の1週間の生活について,定期的に
見直すor改善点を探す時間を持つことが大切.

忙しいと,ついつい,
ちょっとした手続きで,すごく便利になる仕組み
をつくる作業を後回しにしてしまいます.

例えば
・銀行振り込みをネットでできる仕組みを作る.
これって,最初の手続きが少し面倒ですが,
いったん仕組みを作ると,超便利.

・ネットにアクセスするパスワードなどをクラウドに一括して記録しておく.
アマゾン,楽天,クレジットカードの使用状況などなど
web経由でほとんどの作業を行えるようになりました.
でも,パスワードを探す時間って,結構ばかになりませんよね.

今日は,自分が普段使っているパスワードを一覧しやすいように
まとめる作業をしておきました.

.週末に少し机のまわりを掃除する.
これも,月曜日からの仕事を効率化するのに有効.
ちらかった机だと,作業が,はかどるはずもありません.

先ほど,Kindle storeで下記の電子書籍を買ってみました.
まだ読んでいませんが,仕組み作りの参考にしたいと思います.

2013年12月7日土曜日

英会話 ゴルフレッスンにたとえてみる

英会話をゴルフのレッスンに例えてみると
(ゴルフ素人の私が言うのもなんですが笑)

打ちっぱなしで練習(もしくは素振りの練習)
これ,大事ですね.
英会話で言うなら,
・簡単な文法の復習をする
・英語の教材を毎日聴く
・シャドーイングしてみる などなど

でも,実際にコースをまわって,実践を経験することも
とても重要.

日本人にとって,「英語の実践」を経験する機会が少ないのが
問題ですね...

大学のように,年間とおして,留学生がいる施設は比較的
英語に触れる機会が多い.

でも,民間病院に勤務していると,
1年間ほとんど英語を話す機会がない.
という人も多いかもしれませんね.

ゴルフのラウンドに相当する英語の実践
の頻度を増やすのが英語上達のコツかもしれません.

海外の学会に参加する
というのももちろん効果的ですが,年に何回も参加するのは難しいです.

国内の学会に招待された外国人ゲストに積極的に話しかける.
これも,ちょっとハードル高いですね.
ちなみに,パーティーで初対面の人に話かける時のコツ
がTwitterで話題になっていました.

後は,英会話レッスン,Skypeを使ったオンライン英会話などなど.


ウェアラブルデバイス メガネ


Google glassに似た,ウェアラブルデバイスが
220ドルでプレオーダー始まった.
というニュースをネットで見つけました.
(ソース:ほりえもんTwitter)

ちょうど,手術のナビゲーション画像をメガネに投影する方法を
調べていたところなので,速攻ポチりました.

度付きレンズにも対応するコンピューター搭載眼鏡「ICIS」
Google Glassの強力なライバルに!?

ICIS web site

届くのは,2014年中旬になるそうです.
google glassは,まだお値段がちょっと高いので,
ICISに期待大ですね.はい.

手術リスクに対する考え方

私が専門にしている脊椎脊髄外科の領域は,
もともと神経を扱っている関係で,
リスクが高めの領域です.

さらに,大学病院に勤務していると,リスクの高い手術を
行う機会が増えてきます.

手術リスクというのは,基本的にゼロにすることができません.
例えば,術後創感染.
報告にもよりますが,だいたい0.5〜1%前後のリスクがあります.

術後感染そのものは,もちろん発生しない方がいいです.
でも,
「創感染のリスクがあるから,手術はできない.」
という人は少ないと思います.

それは,
そのリスクが発生した後も,感染をコントロールできる可能性が高いから.

ですが,
「この手術をすると,脊髄の麻痺が3〜5割の確率で悪くなる」
手術だと,どうでしょうか.
たぶん,
「そんな手術,うちじゃできないよ.」
となりますね.

でも,大学病院は,そのようなリスクの高い患者さんも,
なんとか治療しています.
最後の砦で,断られたら,患者さんが行く場所がなくなりますから.

そして,リスクの高い手術を引き受けて,なんとか成功させる.
するとさらにリスクの高い症例の相談を受けるようになります.

大学病院の宿命ですが,手術を続けるかぎり,また成功させ続けるかぎり,
リスクの高い症例はどんどん集まってくるわです.

そうすると,どんな名医であっても,
常勝しつづけることはできないですね.理論的に.

どの程度までのリスクを許容するか?

これは,本当に難しい問題ですね...
大学病院保険?みたいなのがあればいいのかもしれませんね.

仮に,100名手術をうけて,1名の方に重大な後遺症が残ったとします.
残りの99名は,リスクが高い手術だったけど,幸い合併症がなかった.

であるなら,100名の人は,手術の代金にプラスして,
もしものことがあった際の保険に加入してから手術を受ける.

実際,海外の保険では,加入している保険ごとにカバーされる手術の種類が
異なるとききます.

でも,そうすると
「安い保険にしか入れない人が,病気になったら,難易度の高い手術はうけられない」
という問題が生じます.

リスクをもつ人,リスクを持つ人を治す人,保険.
について考えた一日でした.

編集後記
先日のyoutube手術動画について,
s-pod先生のブログに続編があります.
興味のある先生はぜひ.


2013年12月3日火曜日

手術動画の共有サイト

最近注目しているアイディアについて
Youtubeには,海外のドクターが行った手術動画がたくさんアップされています.
これって,すごく面白い試みですよね.
もちろん個人情報については細心の配慮が必要.

でも
動画をアップした先生にとってのメリット
・上手な手術動画をアップすれば,評判が良くなる!?

動画を見る人のメリット
・無料で,世界中のドクターの手術を勉強できる
まさに百聞は一見にしかず.
教科書を読むのも重要ですが,動画から得られる知識もばかになりません.

手術動画を,術式別にまとめたサイトや,
ドクターごとで得意な動画をまとめてみたら
結構面白そうだな.
と思いました.

英会話レッスン

毎週火曜日に50分の英会話レッスンに通っています.
年末は,会議や当直でレッスンに参加できない日もあり,
今日が年内最後のレッスンでした.

英会話レッスンについては賛否両論ですが
1)強制力がある ★★★★
仕事が長引いたり,疲労がたまってくると
「今日はレッスンに行きたくないなあ...」
と思う日もあります.
でも,有料のレッスンを予約していたら,
よほどでなければ,参加しますよね.
この英会話を1週間に1回,強制的に練習する.
という仕組みが,英会話レッスンの強みです.

2)1週間に1回,英語ができないことで落ち込む. ★★★
普通に生活していて,英語が話せなくて落ち込むことって
ほとんど無いですね.
でも,英会話に行くと,
「あんな簡単な事も話せなかったな...」
と落ち込みます.
でも,それをバネにして,iPhoneで英会話を聞き続ける.
この,失敗と努力のセットが大切ですね.
何年か続けると,必ず英語の力はアップするはずです.

3)レッスン費用 ★★
もちろん,最近では,
・Podcast(iPhone)
・youtube
などで良質な英語を聴くことができます.
無料の教材があふれるなかで,英会話のレッスンにかかる費用は
結構高いですね.
これについては,1)とのトレードオフということになりそうです.

僕自身は,もともと英会話が超苦手でしたし,
どうしても楽な方に走ってしまう傾向があるので,
1)が英会話のトレーニング継続には一番役にたっている気がしています.


2013年12月1日日曜日

自分の専門領域意外の領域を広げる

東京から新幹線で移動する際に読んだ本が久しぶりにヒットでした.

友達をたくさんつくろう.という本ではありませんよ(笑)
まだ2/3程しか読んでいませんが,色々考えさせられる内容でした.

最近,ホリエモンをみていると,
人生の中で,一つの領域だけに絞るのでなく,
興味のあることを色々したほうが面白いな.

と感じていました.
ご存知のとおり,ホリエモンは,ライブドア事件以降
収監されてしまいました.
しかし,その後は,ロケット開発や旨いものがわかるアプリ(Teriyaki)の開発など
色々な領域の活動を行っています.

時代の変化がゆっくりとしているときは,
一つの会社に就職して,その会社の中で出世する.
というキャリアが一般的でした.
でも,今は
人生の中で,いくつもの仕事をしないといけない.
可能性が高いです.

この本の中でも,自分の専門領域以外の事について,
横断的な仕事をする事がすすめられていました.

僕自身が力を入れているのは
1)医者×英語学習
2)医者×留学
3)医者×NPO法人
4)医者×クラウドコンピューティング

興味の輪の広がりには,相乗効果があるようで,
・NPOの仕事をした関係で,もともと好きだったクラウド関係のデータベースを
作ることになった.

・NPO法人の仕事を初めて,それまで全く関わりのなかった,
税理士さんなどと関わりをもつようになった.

・英語を勉強すると留学についても興味が高まる

など,数えきれないくらいの相乗効果があります.
人脈も,それにしたがって,医者以外に少しずつ広がっています.

自分の専門領域はきちんと責任を持つ.
でも,その知識を他の領域に応用する.
他の領域の知識を医療に還元する.
など,横断的な仕事ができるようになると,
仕事はもっともっと楽しくなりそうです.

Plantronicsのヘッドセットが超便利

先日からイチオシのアイテム
Plantronicsのヘッドセット

いつも出張に行くと,電車の移動中などに
iPhoneで英会話を聴いていました.

今回,先日購入したヘッドセットを持っていったのですが,
予想通り,英語を聴くのに大変重宝しました.

かばんから出して,耳に装着.スイッチをオンにするのに
要する時間は5秒程度.

隙間時間を利用した英語学習にピッタリのアイテムですね.

東京モーターショーに行ってきました

日曜日に東京から自宅に直行することもできたのですが,
ちょうど,東京モーターショーをしていたで,
見学にいってみました.

ものすごい数の人が訪れてましたね.(驚)

国内最大のモーターショーということで,
各企業の展示も盛大でした.

色々みて回ったのですが,
一番興味をもったのが,意外にも
三菱ふそうトラックのブース
 応援しよう!はたらく女性
キュートトラックプロジェクト

トラック×女性
という組み合わせは,かなり意外で面白いなと思いました.

他に興味をもったのが,各ブースに展示してあったポスター.
色の使い方や数字の見せ方など,
普段の学会発表に応用できそうなアイディアがたくさんありました.

今回のモーターショーでは
燃料電池車(水素),電気自動車
テスラーモーターズ
自動車の衝突回避システム
などなど
新しい時代の到来を感じさせる展示がたくさんありました.

O arm symposium

土曜日にO arm symposium in Tokyoに参加.
脳神経外科の先生と整形外科の先生の合同シンポでした.

途中,ドイツ人ドクターの英語プレゼンテーションがありました.
普通に聞いていたら,大体の内容は聞き取れていました.

思い返すと.
自分が医者になった当時は,まさか英語の発表を音声通訳無しで,
聞き取れるようになるとは全く思いませんでした.
正直,1割程度しか理解できなかった記憶があります.

センター試験は,5教科中,英語が最も点数悪かったですし...
でも,医者になってから一番勉強したのは,
物理でも生物でも,数学でもなく,英語でしたね.

英語が少し聴き取れて,少し喋れる.
これだけで,海外のドクターとコミュニケーションをとったり,
新しい情報を手に入れたりできるのですから,
英語学習に時間をかけるのは,かなり費用対効果が良いな.
と思いました.

2013年11月20日水曜日

英会話を聴くためのイヤホンについて

最近,アマゾンでポチポチ買い物しすぎて困っています.

以前から,英語のリスニングについては,
「スマホで専門領域の英会話をひたすら聞き続けるのがイイね」
とおすすめしています.

僕自身はiPhoneのPodcastを好んで聞いています.

英会話のPodcastをちょっとした時間に聞けば,
英語が上達することはわかっているのですが,
それが結構難しい.

そこで,とにかく,
「iPhoneをオンにして,英語を聴くまでの面倒なステップを省略する」
ことに命をかけています!(おおげさ)

ここで,一番問題になるのが
「イヤホン問題」
普通のイヤホンって,
1)カバンの中で絡まる
2)イヤホンをiphoneに挿す
3)イヤホンを適当な長さに調節して耳にさす
といったステップがあります.
カバンの中でぐちゃぐちゃに絡まっていると,
ほどくのに10秒以上かかってしまい,
大きなタイムロス.

ということで,過去数年間は
巻取り式のイヤホン

を使っていました.
このイヤホンは耐久性に難があり,1年くらいすると断線して
音が聞こえなくなってしまいます.

何かいいものないかなあと悩んでいたところ
ワイヤレスヘッドセットを発見

最近,耳に装着してハンズフリーで電話をかけている人を見かけますね.

ものは試しと購入してみました.
感想
超ーーーー便利.
1)つけているのを忘れる軽さ
アマゾンのレビューに
「装着しているのを忘れることがある」
と書かれていて,
「さすがにそれは無いでしょ...」
と思っていましたが,本当につけているの忘れます.
おまけに,1時間ほどつけてみましたが,それほど耳に負担がかかりません.
通常のイヤホンて,耳の中に栓をされているような感覚がありますが,
このヘッドセットは,外耳にちょいっと引っ掛ける構造になっているので,
耳にかかる負担が少ないのです.


2)ワイヤレスがこんなに便利とは
車,自転車,ジムでトレーニングする際にイヤホンをつけていると
・シートベルトにイヤホンが絡まる.
・更衣室で服を着替えるときにイヤホンを外す
・iPhoneがポケットの中で動くとイヤホンが引っ張られる
などなど.
これは,しょうがないなと諦めていましたが,
ワイヤレスになると,全て解消されました.
運動してもはずれないし,着替えをしている時も英会話や音楽が聞けるのは
快感ですね.

3)外部の音が聞き取れる
クルマや自転車で両耳にイヤホンを装着すると
外部の音が聞き取りにくくなるので,危ないです.
ですが,このヘッドセットだと,外部の音がいい感じに耳にはいります.

以前は,イヤホンをつけた状態でコンビニで買物をすると,
店員さんの声が聞き取りにくく感じるため,毎回外していましたが,
このヘッドセットだと,英会話を聞きながらでも店員さんと普通に話ができました.

4)おまけ
iPhoneにかかってきた電話に応答できる(実はこっちが本当の使い方)
Siriも操作できるなど

従来のイヤホンよりかなり,かなり便利ですが,あえて欠点をあげるなら
1)小さいのでなくすリスクが高い
2)充電が必要なので,充電を忘れると使えない
3)音楽の音質にこだわる聴き方には向かない
4)開放型なので,周囲に音が漏れる

これから留学やら海外発表やらで,英会話の習得を目指している人には,お勧めです!

2013年11月19日火曜日

真空断熱タンブラーの威力

英語と全然関係のない話題ですいません.
いつも家でビールを飲んでいたのですが,
最近「自家製ハイボール」にハマっております.

サントリーの角瓶を冷凍庫で冷やしておいて
(冷凍庫でも凍らないんですね.とろとろになります.)

ウィスキーを炭酸で割るだけ.
とても簡単に作れます.

でも,悩みが.
テレビを見ながら飲んでいると,
コップの周りに水滴が大量についてしまい,机が汚れます.
さらに,氷って結構すぐに溶けてしまうので,
氷を作る手間もかかるし,ハイボールがすぐに水っぽくなってしまいます.
そこで,いつも拝見しているメタノートというブログに紹介されていた記事

サーモスタンブラーは噂通りの逸品でした
を発見!
早速アマゾンで購入してみました.

感想
氷がほとんど溶けない(これ,驚異的!)
→1時間置いといても氷が溶けません.
タンブラーに水滴がつかない
→これも完璧.まったく水滴がつきません.
おまけに食洗機でも洗えちゃいます.

すでに大満足なわけですが,あえて欠点をいうと
口当たりが少し金属っぽい.
少し金属特有の匂いが気になってしまう人もいるかもしれませんね.

缶ビールを直に飲める人もいれば,
「やっぱり,ビールは瓶でしょ.」
というこだわり派の人もいるわけですからね.

2013年11月16日土曜日

変化し続けるために

年をとると人間は変化を避けるようになることがあります.
一般論ですが.

ということで,
新しいものを見つけた時
新しいイベントに誘われた時

などは,とりあえず買う(参加する)ことにしています.

ということで,先ほどアマゾンでポチったのが
PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット Marque2 M165




iPhoneのポッドキャストを使って,英語のリスニングをしていたのですが,
自転車や自動車運転中は,イアホンで完全に耳を塞いでしまうと
外部の音が聞こえなくて危ないです.
ということで,Bluetooth対応のワイヤレスヘッドセットを購入してみました.
レビューは後日!

そして,自分の中で,今年から来年にかけての目標として
1)クラウド(オンライン)データベースの充実
研究会などで,少しずつではありますが,
今ここまでできる.(課題含めて)
について発表して,皆さんの意見を聞いてみたいと思っています.
そして,最近注目されている
ビッグデータについても,実は勉強中...

2)ウェアラブルコンピューターの医療への応用
年内に発売か?!近未来なメガネ型PC「Google Glass」私ならこう使う!

google glassに代表されるメガネ型PC

これって,手術室で使うのに最適です.
手術中は,清潔な手袋をはめているので,清潔に滅菌された道具以外が触れません.

そこで,音声で指示した画像をメガネに表示できたらかなり便利.
さらに,整形外科領域であれば,
手術中の透視画像

ナビゲーション画像
をメガネに表示できたら,視線を動かさずに手術ができますね.

海外では,google glassで術者がみているものを録画して,
医学教育に利用する試みもされています.

google glassを手術室に持ち込んでもいいのですが,
医療用に特化したメガネの開発にも関わりたいなあ.



2013年10月29日火曜日

来年1月にミャンマー訪問します

岡山大学病院が,医療支援を行っているミャンマー.
来年1月に,1週間程医療支援のためミャンマーを訪問することになりました.

wikipediaによると
2007年頃から少しずつ民主化の流れとなり,2011年から本格的な民主化がすすみ始めました.
日本も,現在ではミャンマーの上下水道,道路,光ファイバーケーブル,次世代電力網といった最先端のインフラ整備を請け負っているそうです.

これからの10年,20年がとても大切なミャンマー.

1週間ではありますが,現地の医療情勢について,しっかりと勉強してきたいと思います.

問題は,現地で下痢しないかどうかですね...
支援にいったつもりが,介護されてたのでは,ダメですから.

iPhone 5Sゲット

予約して,約1ヵ月程たってしまいましたが,
先日iPhone 5Sをゲットしました.
iPhone 4Sからの乗り換えだったのですが,
やはり,処理速度がかなり早くなりました.
(といっても,購入から2年経った4Sもまだまだ実用的に使えますけどね)

そして,何より便利なのは,
指紋認証
これは,本当に便利.
指紋認証になれると,毎回パスワード入力するのが,
いかに面倒な作業だったかがわかります.

今後,いろいろな場所で,指紋認証を使用する機会が増えそうですね.
(キャッシュカード,クレジットカード,車のドアを開けるなどなど)

2013年10月20日日曜日

時間が無いなあと感じたら

秋です.学会シーズンです.
ということで,いつにもまして時間がいくらあっても足りないよ.
というシーズンですね.

いつも時間が足りないなあ.と悩んでいる一方で
「あの人は,いつも効率よく仕事終わっているのに,なんであれだけの仕事量をこなしているのよ?」
という人もいます.

その理由について,いろいろと考えてみました.

まず,仕事がどんどん溜まっていく理由として
1)仕事をこなす効率が悪い
2)重要な仕事と,そうでない仕事の優先順位がうまく管理できていない
3)仕事を断れない

1)については,職場の環境が変わった時に起こりやすいですね.
転職した時もそうでしょう.
こればっかりは,一定の仕事量をこなさないと,能率は改善しないので,むしろどんどん仕事をした方が良いかもしれません.
ただ,1年以上たっても,効率が悪い時には理由を考えたほうが良いかもしれません.

・自分で無くてもできる仕事は,周りの人に頼む
(逆に自分が得意で,他人が困っていたら,自分がしても良い)

・定期的に,自分の1日(1週間)の行動を見なおしてみて,改善点を探す.
(これ重要.結構無駄な事をしてる時間って多い)

2)について.

仕事の重要度については,いつも意識しておくべきですね.
スティーブ・ジョブズの本に書いてある文章を引用しておきます.

ジョブズは,我々が今後すべきことを10個あげてくれ.と呼びかける.ばからしいと思ったものには,取り消し線を引く.しばらくやり続けると,10個のリストが完成する.ここで,ジョブズは,下側7つに斜線を引いて,こう宣言する. 「我々にできるのは3つまでだ」


↑一般書籍 電子書籍の方が,だいぶ安いみたいですね.

 3)について
仕事を断るのは,はっきりいうと,仕事を引き受けるよりも大変です.
でも,なんでもかんでも引き受けていたら,周囲から
「あいつは何でもしてくれて役に立つ(良い意味でも悪い意味でも)」
となります.

でも,自分がやりたい事で,世の中を変える.
ためには,ある程度,自分の中で優先順位をつけた大切な事に
資源(時間)を投入すべきでしょう.

自分の時間を犠牲にして,人のために生きる.
という考え方もありますが,自分をいつも犠牲にしていると,
他人の人生を生きることになってしまいます.



時間がなくなると,
「残業時間を増やそう」,「土日を潰して作業しよう」
となりがちですが,1)2)3)を意識せずに,時間を増やすことで対応しようとすると,どんどん時間を増やして対応することになります.
原因に対してアプローチせずに,結果だけに注目するのは,あまりおすすめできません.

サッカーの試合は,90分というリミットがあるからこそ盛り上がるわけです.
これを,「なんか,盛り上がっているから,30分延長しよう」
としてしまうと,結局面白さは半減してしまいます.

2013年10月1日火曜日

ほりえもん

個人的にホリエモンは,大好きな人物.
出所してから,以前にも増して,精力的に活動してますね.

先日読んだ本も,結構面白かったです.

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた
そしたら意外に役立った

↑一般書籍(電子書籍もあります)

そして,
TED×ホリエモン
宇宙ビジネスの話


ラフな感じで,登場してますが,結構すごい話をしています.
私自身も,このような場で話す機会があったら,
同じようにラフな感じで口演してみたいなあと思いました.

ところで,最近,セミナーに参加して聴く.
というのが正直マンネリ化してますよね.

いっそのこと,TED形式にして,
つかえるスライドの枚数は,10分で5枚くらいに限定して,
ピンマイクをつけて,ステージの真ん中で身振り手振りを
おりまぜて講演してみたら面白いかなあと思っています.

プレゼンする人の技量が高くないと,聴くのがつらいかもしれませんが(笑).

2013年9月30日月曜日

自分が変化できるかどうかで進路を決める

先日,とある飲み会で強く感じたことがありました.
慣れ親しんだ職場において
・自分が,今の職場にとどまる.
・成功するかどうかは全くわからないけど,大きく環境が異る職場に異動する.

自分のキャリアを冷静に考えてしまうと,人間どうしても前者を選んでしまいますね.
出世を考えると余計にそうなります.

変化=リスク
と無意識に考えてしまいます.
確かに,変化することにはリスクがあります.
でも,実は,変化しないことには,もっともっと大きなリスクがあるのです.

そもそも,世界がすごい勢いで変化している時に,
全く変化しないということは,むしろ大きなリスクをとっているといえます.

転勤するか?留学するか?
といった話があれば,
「どちらが得か?」
ではなく,
「どちらがより変化できるか?」
と考えてみると,答えは選びやすいかもしれません.

同じ環境の中で,どんどん変化を起こせる人もいますが,
どうしても同じ環境に長くいると,安定を求めてしまいます.
組織にとっても,少し不安定な方が,案外変化を起こして,
進化できるのかもしれません.

2013年9月16日月曜日

ビッグデータ面白い

先日ブログで紹介した
ビッグデータ
についてのエントリー
クラウドデータベースとビッグデータについて

これ,本当に面白い領域だなあと最近思い始めております.
以前,クラウドのデータベースに興味を持ち始めた時と同じ感覚.

過去,何百年と医療に対して行われてきたアプローチが
根本的に変わってしまうかもしれません.
キーワードは,「因果関係ではなく,相関関係」
まさに,イノベーションです.

先日紹介した本

この本を読んでもらうと,面白さが伝わる?かもしれません(笑)

そこで,ビッグデータについてネットで色々調べてみたら
ビッグデータの中に見つけるビジネスチャンス
というわかりやすい動画を見つけました.

株式会社ホットリンクの
代表取締役の内山幸樹さんがわかりやすく説明してくれています.

プレゼンも非常に上手ですね.
わかりやすいので,興味ある人はぜひ.

本を買うか買わないかの判断

以前は,本や教科書を買うか?買わないか?
結構悩んでいました.

でも,最近は,
「買うか?悩んだ時は買う」
というシンプルなルールに基づいて行動しています.

悩んだ本を買うメリット
1)知識が手に入る(もちろんイマイチの事もある)
2)悩む時間とコストの節約(買いたいと思った本が,次の本屋に無いこともある)

悩んだ本を買わないメリット
3)お金が節約できる(ただし,機会損失の可能性もある)

結局,どちらにも一長一短があるわけで,
悩んだから正しい選択ができるわけでは無いことに気付きました.

であるなら,特に1)というメリットに注目して,
悩んだら買う.
と決めました.
3)については,その場ではお金が節約できますが,
知識を得なかったことによる機会損失は,
考えようによっては,無限大です.

例えば,非常に可能性は少ない例えかもしれませんが
1)書店で面白い教科書を発見した.悩んだけど買った.
2)家に帰って読んだら,ある術式のピットフォールについて書いてあった.
3)3年後,実際その知識が手術で役になった.合併症を防ぐことができた.

この逆の行動をした時のマイナスというのは,
1冊の本のお金では相殺できません.

本を買うかどうか迷ったら買う.
という戦術で,今のところ上手くいっている感じです.

2013年9月8日日曜日

クラウドデータベースとビッグデータについて

いつも読んでいるブログ
メタノート.comに,下記の本が紹介されていました.

↑一般書籍
(電子書籍も発売されています.)

少し話が前後しますが,
現在私が力を入れている
医療用のオンライン(クラウド)データベース.

おかげさまで,1万件を超える登録がありました.
1万件のデータ
というと,正直,どのように解析したら良いか?
と悩んでいました.

そんなところに,まさにタイムリーな本です.
現在,いろいろな本で紹介されている,
ビッグデータ
というキーワード.

まだまだ未知数ですが,今回読んだ文章の中から少し引用してみますと

以下本文からの引用
グーグルは、米国人が検索時に入力した言葉のうち、上位5000万件を抽出した。そして2003年から2008年までの季節性インフルエンザの流行に関するCDCのデータとの相関関係を調べた。つまり、インターネットでの検索内容から、インフルエンザ・ウイルスの感染状況が明らかになると考えたわけだ。

(補足)グーグルは,これまでとは全く別のアプローチで,インフルエンザの流行しているエリアを見つけることに成功した.これは,病院から集めたデータではなく,インターネットの検索内容の中から,"CDCが出したインフルエンザ流行に関するデータ"と,高い相関を有するものをピックアップすることで,インフルエンザの流行を捉えた.

従来の方法
日本人が胃癌になるリスクを推測するためには,
日本人の中から,ランダムに抽出した人(スモールデータ)について,過去の因果関係に関する知見から,医師が胃癌になるリスクと予想した因子について,統計解析していた.

ビッグデータを用いた解析
実際に使用するデータは,特定の抽出されたデータではなく,日本人全体のあらゆるデータ.そして,因果関係に注目するのではなく,相関する因子に注目する.
もしかしたら,胃癌の発生と「持ち家の有無」,「家から職場までの移動距離」といった,全くこれまで注目されてこなかった因子が,高い相関を示すかもしれない.

以下本文からの引用
例えば、個人の融資返済能力を数値化した「与信スコア」は、個人の行動の予測に使われている。与信スコアという概念は、1950年代にフェアアイザック(FICO)という会社が開発したものだ。  そのFICOが2011年に「服薬遵守スコア」(患者が薬剤を処方どおりに服薬しているかどうかを示すスコア)という概念を開発した。このスコアは同一の住所地での居住期間、単一の職場での勤続年数、自動車所有の有無など、ちょっと変わったものも含め、さまざまな変数を分析し、「医師の指示どおりに服薬できる人物かどうか」を判定する。

(補足)
仮定ですが,ビッグ・データの中から,服薬遵守スコアに相関する因子として,「自動車所有」だとか「単一の職場での勤続年数」といった項目が見つかるかもしれない.
そこから,なぜ?(因果関係)はわからないが,結果を予想するのには大変役立つデータである.

とても,面白い内容の本です.
私の説明が上手く無いので,伝わりにくいですが
これまでの,「全体の傾向を予想するために,ランダムに抽出したデータから,因果関係を予測して,抽出した予測因子について,相関を調べる.」
という方法から
ビッグデータから,因果関係は無視して,とにかく相関する因子を見つかることで,結果を正確に予想する.

というパラダイムシフトが起こっているようです.
このブログの書評がわかりやすいかも
マインドマップ的読書感想文



2013年9月6日金曜日

留学中の情報発信

今朝,熊本の病院に勤務されている,とある先生からFacebookで
メッセージをいただきました.

明日から,ドイツのフライブルク大学で研修を開始されるそうです.
以前から私のブログをちょくちょく,見てくれていたようで,
そのメッセージをいただきました.

3ヶ月であれ,1年であれ.
留学中は,ぜひブログを書いてほしいなあと思います.

理由
1)自分にとっても,あとから振り返って良い思い出になる.
2)ブログ経由で知り合いができる.
そして,
3)初めての留学生活は,失敗だらけなので,ネタが面白い.

やはり,他人の失敗ネタって,面白いですね(笑)
成功した話よりは,アクシデントに近い,失敗話の方が見る方は面白いです.
僕自身も,初めて留学したドイツのネタが一番面白かったですから.
(その当時はブログ書いてなかったのが残念)
男子トイレと間違って,女子トイレ使っていた事とか...

Facebookに留学生活の事を書いてもいいのですが,
FBだと,相手が見たいor見たくないにかかわらず,
配信されるので,ちょっと,自慢話っぽくなっちゃいます.

その点,ブログは,見たい人が能動的に見にいくわけですから,いいですね.

ちなみに,整形外科医の留学ブログとしては
留学日記のブログ(井上先生) UCSFの生活
『渡加とか』のブログ(Sandy先生)
(Sandy先生のブログは,現在は,留学生活から帰国後の話題)


2013年9月5日木曜日

整形外科外来でiPadアンケート

結構準備が大変でしたが,なんとかiPadでアンケートを集めるシステムが
稼働し始めました.
今のところ取得できるアンケートは
JOA CMEQ
JOA BPEQ
SRS-22
BS-POP(患者さん用)
などなど.

以前から紹介しているとおり,クラウドにデータが集まるようにしました.
使用したのは
Momonga
というサービス

Momongaのサービスを利用すると,
アンケートは,自分で設問を作ることができます.

集まったデータは,Wifi環境下であれば,その都度サーバーに飛びますし,
Wifiが無い環境下であれば,iPadに蓄積され,無線環境にあるときに
データを飛ばせます.

集めたデータは,csvやExcel形式に保存されるので,
あとから,点数を計算するのは,
Excel上で簡単な計算式を組み立てることで,可能になります.

今のところ
iPadアンケートの結果をMomongaに飛ばして,
手術のデータはSalesforceで管理する方法のしています.

本当は,Salesforceのシステム内でiPadアンケートの集計も
できたら良いのですが.

アンケート結果を,紙で集めていた時は,
1)紙のアンケートをたくさん用意する
(途中からHPにPDF形式で保存しておくスタイルに変更)

2)それを渡して,回収.

3)アンケート結果を,PCに入力して,得点を計算.
していました.

でも,いったんiPadで集められるようになると,
圧倒的に楽ですね.

今後の展望としては
集めたアンケート結果をその場で簡単にプリントしたい(患者さんに渡せます)
iPadのアンケートを複数の病院で連携してみる
などなど

ソニーレンズカメラ

久しぶりにソニー商品で,買いたくなるものを発見しました.
ソニーレンズカメラ
FacebookやTwitterでも,結構評判になっているようですね.
全く新しいコンセプトの商品です.

一眼レフカメラも良いのですが,撮ってすぐに
FacebookやTwitterに投稿したい.
かつ
スマホのカメラより,もう少しスペックの良いものがほしい.

というユーザーにはピッタリです.

動画もいい感じ.


詳しい記事はこちら速報:
ソニー「レンズスタイルカメラ」 QX10 / QX100 発表。無線接続でiPhoneにも対応


2013年9月3日火曜日

Google Glassで外科手術をライブ中継する実験

とても興味深いネット記事がありました.
Google Glassで外科手術をライブ中継する実験がアメリカで実施される

google glassのようなウェアラブルデバイス(オプティカル)は,
外科手術ととても相性がよさそうです.
私が実際に行っている手術を想定してみても
1)脊椎ナビゲーション画像をglassに映し出す
2)透視画像をglassに映し出す
これらの画像は,今まで,視線を移動させることで確認していました.
しかし,術中はできるだけ,術野から視線を移動させない方が
スムースに手術が可能になります.
その点からしても,メリット大ですね.

他にも,上記に紹介した記事のように
1)術者の視点で撮影された動画を医学教育に用いる
というのはとても有効な気がします.
従来のようにビデオで撮影された手術動画の場合,
術者がどこをみているか?
という情報が欠けています.
(ビデオを撮影しているのは,あくまで第三者です.多くは医者ではありません.)
上記の紹介記事にある動画をみてもらうとわかりますが,
関節鏡を扱っている医師が,
モニターをみているのか?それとも患者さんの膝をみているのか?
といった情報は,関節鏡を学ぶ際に,とても参考になりそうです.

この動画は,手術の器械出しをする看護師さんにも役立ちそうですね.
(医師が何処を見て手術をしているのかが理解できます.)

ウェアラブルデバイスについては,オプティカル以外にも,
色々なものがあり,5年も経たないうちに,かなり身近なものになりそうですね.

関連記事
【これからのハードウェアは装着型】注目のウェアラブルデバイス10選

電子カルテの情報を複数の病院で共有するシステム

先日,私の所属する岡山大学病院で
晴れやかネット
というネットワークの説明会がありました.

これは,同意の得られた患者さんについて,
岡山大学病院と倉敷中央病院が診療情報(カルテ,画像,検査結果など)を開示して,
あらかじめ認定を受けた施設(病院・医院)に所属するドクターが診療情報にアクセスできるというもの.

Windows PCから,特定のブラウザを経由して閲覧できる.
といった感じで,まだまだ,アクセスの制限があるものの,
今まで病院間で,ほとんど連携のなかった電子カルテ情報を
共有していこう.
という大きな一歩と言えますね.
説明会を聞いたところでは,システム上で簡単な統計処理もできるようです.

今後,セキュリティーの向上や患者さんの理解が伴って,
有効なネットワークを築くことができれば,
医療費の削減に有効かもしれません.

現在,患者さんが転院する際は,丁寧な診療情報を書きますが,
やはり,普段記載しているカルテや画像所見,臨床検査などが
共有できると,紹介先での無駄な検査を,多少なりとも省くことができそうです.

ただ,当面の問題点として
1)閲覧に関しては同意の得られた患者さんについてのみ.同意書は医者が取得する.
→これは,医者が説明しても良いのですが,
診療をサポートする人に任せてもよいのかもしれません.
現在,多くの病院では,同意書・承諾書といった書類がとても多く,
それをすべて医者が説明して,取得する.というのには限界がありそうです.

逆に,発展性としては
1)iPadやスマホからアクセスできるようになれば,
医師が自宅や出張先からでも適切な指示を出せる.

病院にいる看護師さんや当直医から電話で連絡を受ける際に,
画像や検査結果が直接見れたら,より適切な指示が出せますよね.
特に,我々整形外科医にとっては,レントゲンが見れるだけでも,
かなり診療に役立ちます.

個人情報に関わることでもあり,セキュリティーが最優先ですが,
医師の負担を減らしつつ,全体として医療費が削減できて,
患者さんが何度も侵襲的な検査を受けることがなくなるような
システムになれば良いと思いました.

2013年8月24日土曜日

何かが欠けている人が偉業を成し遂げる

以前も話題にしましたが
個人的に「人生」というのは,
自分が存在した事で,世の中を「良い方向に」どれだけ変えられたか?

と定義しています.
自分がこれまで,本で読んだり,実際に会ったりした人の中で,
職場の環境に大きな変化を生んだ人

について,じっくりと考えてみました.
もちろん,その方法は無数にあるわけですが.

結構多いパターンとして
「何かが欠けている人が偉業を成し遂げる」

例えば,
「空気を読まずに発言する人」
私自身も,そうですが(笑).
これ,はっきりいうと,
皆が持っている,「空気を読むセンサー」が壊れている.
わけです.

ただ,時として,皆が言いたくても,言えない事をいう.
というのは環境を変えるときに大切だったりします.
(上司の機嫌を損ねる可能性も多々ありますけど.)

また,新しい術式を考えて,実行する.
といのも,
「失敗したらどうしよう」というセンサーが壊れている.
とも言えます.
その術式を初めて考えついた時には,たいてい周りからは
「そんなの失敗するに決まっている」
とか
「どうなっても知らないよ」
と言われているでしょう.
でも,数年たったら,その方法がスタンダードになっていたり
するわけです.

皆と同調する事はとても大切ですが,
自分が生まれてきた意味(環境に変化を与えるという意味)
とは,ある意味,「自分に欠損しているパーツ」を
考えてみても良いかもしれません.

いろいろ書きましたが,
「人とよく衝突する」
とか
「人からよく煙たがられる」
という時は,本当はその中に,自分の才能が隠れている
のかもしれません.



医療用クラウドデータベースは成長する

以前から取り組んできた,医療用のクラウドデータベース
過去のエントリーまとめ

最近,登録数も順調に増えてきて,いいかんじです.
登録数が増える.事自体も良いことですが,
「皆で使っているうちにデータベース自体が成長する」
というのが一番のメリットと感じています.

例えば
ケース1
について,最初は,病名,術式,出血量.
というデータだったとします.
そこに,しばらくして,
「手術時間」
を追加.
またしばらくして
「術後半年のJOA CMEQ」
を追加.

といった感じで,どんどんデータベースが成長します.

また,最初に入力されたデータが,間違っていた事に気づいた人が
あとから修正できる.
というのも,ある種の成長といえます.

皆が使えば使うほど,成長していく.
というのは,本当に理想の形だなあと思います.

見せ方を工夫する

今回,二回目の訪問となる西表(いりおもて).
前回,ツアーをお願いした,
トイトイディスカバリーのたけちゃん
に,今回も1日ツアーをお願いしました.

今回が,2回目ということで,多少前回と同じような内容の話が多いのかな?
と思ったら...
ほぼ1日一緒にいたのに,前回と同じ話がほとんどありませんでした(驚愕).
どれだけ,いろんな事知ってるんだろう.

彼のツアーは,西表のメジャーな場所には行きません.
「せっかく西表に来たのに,観光客いっぱいいるとねえ(笑).」
と言ってました.

実際,今回のツアー中,すれ違った観光客は1組のみ(夏休みにもかかわらず).

ですが,彼のツアーには,大変魅力があります.

私なりに彼のツアーの魅力について考えてみました.
その結論として
「西表という大自然」を,いかに魅力的にみせるか?
というところが上手なんですね.
西表の魅力を知り尽くしている.
とも言えます.

自分が「西表の魅力」を知っているだけでなく
それを初めてあった人に上手に伝えることができる.

これは,我々の仕事に置き換えてみると

自分が行っている手術(技術や知恵)の魅力を
自分が知っているだけでなく,後輩に上手く伝えることができる.
という大切な事.

自分が知り尽くしている事というのは,ともすると,
説明が不十分になったり,自分目線の説明になってしまいがち.
初めて訪問した人に,魅力を十分に伝えるためには,
いろいろな工夫がありそうですね.

余談ですが,彼は,私達が訪問する前日に,ツアーで周るコースを
すべて下見されたそうです.
(前々日に台風が来たため,コースの中に倒木などが無いか確認するため)

また,次回訪問するときも,ツアーをお願いしようと思いました.

おすすめ本を紹介

ただいま,石垣島に観光にきています.
台風が直撃したため,外出ができなかったこともあり,
持参のKindle paperwhiteで,電子書籍をたくさん読みました.


↑一般書籍(電子書籍も発売中)

ユーグレナ(ミドリムシ)に関する本
東大発のバイオベンチャーの社長さんが書いた本です.
社長さんといっても,僕より全然若い人です.

ミドリムシは,植物と動物両方の栄養素を作れるし,そこから新たなバイオエネルギーを作れる,といった新たな可能性をたくさん秘めた生物.

このベンチャー企業は,世界で初めて,ミドリムシの大量培養に成功したのです.
(大量培養が,いかに難しいか?は本の中で明かされます.)

ミドリムシは,昔,理科でならったとおり,
植物と動物の両方の性質をもっています.
そのミドリムシを大量生産することで

発展途上国で栄養素の豊富なミドリムシを生産する仕組み
ミドリムシをバイオエネルギーとして,最終的には飛行機の燃料に使用する仕組み
万能の宇宙食にする仕組み

などについて,書かれた本です.
ホリエモンが途中で登場したり,色々波瀾万丈なストーリーです.

興味がある方はぜひ読んでみて下さい.

多施設合同研究の共著者について

前回のエントリーについて,色々な人からご意見を伺いました.
ありがとうございます.

やはり意見は完全に分かれていますね.
でも現在の多数派は,
1)貢献の多い施設(たくさんの症例をエントリーした施設)のドクターを,施設のトップから順番に載せる.

という意見でした.

また,中間の意見としては,
2)論文に掲載可能な人数は,事前に決めておいて,
誰を掲載するかは,施設毎に決めてもらう.

現実的には,2)が,今のところ一番良いかもしれませんね.
2)であれば,チーフの考え方次第で柔軟な対応が可能になります.
(まだまだ先の事ですが,論文作成に直接関わった人を優先的に載せてあげる施設は,若手に人気がでる??可能性も.)

そして,Nagoya Spine Groupのルールが,非常に明確.
という意見もいただきましたので,リンク先を掲載しておきます.

Nagoya Spine Groupのルール

以前は,こういった相談って,身内でメールや電話で相談するしか無かったのですが,
最近では,ブログやFacebookといったツールを利用して,
短期間に色々なアイディアを共有できるようになりましたね.

2013年8月18日日曜日

多施設研究を論文にする際の共著者

現在OSG(Okayama Spine Group)では,
データベースも順調にすすみ,いくつか多施設合同研究も
立ち上がっています.

今後,多施設合同研究を論文にする際,
共著者をどのようにきめるか?
という問題があります.

単一施設の研究であれば,あまりもめることはないのですが.

実際には2つの案があります.
1)施設のトップを載せる
2)貢献の大きい人を載せる.(施設のトップは謝辞に掲載)

日本でも,世界的にも,1)が一般的な気がします.

ただ,論文の大原則からすると,本来は2)であるべき.
とガイドラインにも記載されています.
ICMJE統一投稿規程
*Chairmanは,謝辞に掲載するのが原則.と記載されています.

従来の慣習どおり,1)にすると,ほぼ全ての多施設研究論文が
First author, Second author, 施設1のtop,施設2のtop,施設3のtop,施設4
のtop,施設5のtop
といった感じになってしまいます.
実際に,論文のデータを集めた人達の名前を載せることは難しそうです.


例外はあっても良いと思いますが,OSGとして原則1)にするか2)にするか?
という指針は作っておいたほうがよいと思います.


私自身は,若手のモチベーションを考えると2)が良いと思っているのですが,
OSGの中でも,意見が完全に分かれています.


大変難しい問題ですが,今後の事を考えると,とても重要な問題だと思うのですよね.

2013年8月6日火曜日

クラウドソーシングの衝撃を読みました

いつも欠かさず読んでいる,ちきりんのブログに
クラウドソーシングに関する本の特集がありました.

2013-08-04 「低価格ジョブ」は、民主的な市場に不可欠
(7/15以降のエントリーも参照で)

クラウドソーシングの衝撃

↑一般書籍

↑Kindle

クラウドソーシングとは,Wikiによると
クラウドソーシング(英語: en:crowdsourcing)は、狭義では不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態。ウェブサービスのトレンドの一つでもある。群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語。 広義では、必ずしも雇用関係を必要とせず、不特定多数の人間により共同で進められるプロジェクト全般を指す場合もあり、その場合オープンストリートマップ(OSM)などが代表例として挙げられる。

現在,クラウドを利用したデータベース,iPadアンケートを作成していることもあり,
クラウドソーシング?という聞きなれない単語に興味をもちました.

一言でいうと
Webを通じて,仕事を依頼したり,逆に引き受けたりできるよ.
という新しい仕組みだそうです.

その国内企業の先駆けが,
クラウドソーシング Lancers
(ロゴがかっこいいですね.笑)

へー.そんな便利なサイトがあるんだね.
と思っていたところに,先日の福島のセミナーが関連してきます.

現在OSG(NPO法人岡山脊椎グループ)では,多施設合同研究の際に,
共著者をどのように決めるか?
というルールづくりを進めています.
その点について
福島でお会いした福島県立医大の加藤先生から有用な情報をいただきました.

ICMJEのwebsite

基本的に,上記サイトが共著者の定義をわりやすく示したものとして,
最も相応しいようですね.
ということで,上記サイトを翻訳しようと思いました.

ですが...自分で翻訳するのはなかなか大変です.
ということで,早速,クラウドソーシングLancersに仕事を依頼してみました.

Lancersを利用してみると,仕事を依頼する側,仕事を引き受ける側の
双方にとって,非常にうまい仕組みを作っていることがわかりました.

最初,ネットで仕事を依頼するのって,
相手がどんな人かわからないよね?
という疑問がありましたが,たくさん仕事をこなしている人は,
信頼の星が沢山ついていたり,
まさに食べログのような感じで,とても使いやすかったです.

どんな翻訳ができあがるか,今から楽しみです.

2013年7月31日水曜日

うまく生きるのではなく,思いっきり生きる

先日参加した會津藩校日新館 「臨床研究デザイン塾」で,
斉藤先生から良い話を聞きました.

斉藤先生は,50歳をすぎてから,院長職を退職してアメリカに臨床留学をするという
すごい決断をされたそうです.

そのような波瀾万丈な人生を振り返って,
「うまく生きるのではなく,思いっきり生きる」
のが人生の本質だ.
と教えてくださいました.

うまく生きるというのは,
「こういう仕事を続けたら,将来こうなるだろう」
という事を考えながらキャリアを積み重ねて行く方法.

でも,
「自分が思っているより,世の中の変化は早い.
たいていの事は思ったとおりにすすまない.」と.

そんな時代の中で,個人ができる事というのは,
「その時その時に,自分がやりたい事をして,思い切って生きることだけだ.」
とおっしゃられました.

これって,先日紹介した,
Steve Jobsの"Connecting the dots"と本質的には同じ話ですね.

以前,聞いた話で,
「時代が激変する時に,動きをとめるのではなく,
常に変化を続けること.コマのように高速回転することで安定する」

ついつい,環境の変化に驚いて,動きをとめて,考えてしまう事がありますが,
実は,動き続ける(回転し続けるコマのように)が,
激動の時代には最も安定している.

勉強になりました.


2013年7月28日日曜日

會津藩校日新館 「臨床研究デザイン塾」

會津藩校日新館 「臨床研究デザイン塾」 に参加しました。in 福島

福原俊一先生主催の塾で、ご存じの方も多いと思います。
今回、福島で開催される本塾は、第1回目の開催とのこと。
(詳細は、認定NPO法人iHopeのサイトをご覧ください!)

感想 ものすごくためになりました。(まじで。)

以前紹介した福原先生の著書である
臨床研究の道標(みちしるべ)―7つのステップで学ぶ研究デザイン
をもとにした塾です。


この本、医者になった人全員に配布してもよいと思えるほど内容が洗練されてます。

一言でいうと、
「データを集め始める前に、まず、研究のデザインを作らないとだめよ。」
てこと。

本音を言うと、
「10年前に知っておきたかったなあ(涙目)」と思いました。

この手法(研究デザインの作り方)を知らないというのは、
「標準の定まらないピストルで、的を撃ちぬこうと努力する」
のと同じことなのです。

的に当たる=論文がAcceptされることだとしましょう。

ある人は、
「とにかく、たくさん弾をピストルにこめて、撃ちまくる」(私ですね。笑)
別の人は、
「強力な火薬を使用する」
などのアプローチをとるでしょう。

でも、結局、
「弾がピストルの銃口から正確に発射される」
という条件が満たされないと、論文がAcceptされる確率は
一向に改善しないのです。

たちが悪いことに、標準の定まらないピストル(デザインに不備のある研究)であっても、
時に、的にあたってしまう(一流誌にAcceptされてしまう)。
それが成功体験になってしまい、
「間違った方法に、しがみついてしまう。」可能性があるんですね。

さらに、この臨床研究デザイン塾で教えてもらった内容は、私の中では、
「医学部を卒業してから、自分で勉強してきた論文の書き方の中では、
まさにイノベーション的な位置付け」といえます。

イノベーションというのは、
「それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指す」Wikipediaより

「研究のデザインを作る」というアプローチの仕方を知っているのと知らないのは大違い。

イノベーションのたとえとして、
「馬車を10台連結しても、車にはならない。」
というたとえがあります。

「研究をデザインする」という手法をしった上で論文を書く(車)
知らずに、論文を書く(馬車)

特に、論文を指導する立場にある人は、知らず知らずのうちに、後輩に
「馬車が1台だから遅いんだよ。10台の馬車を連結したら早く走れるでしょ!」
と指導しているのかもしれません。

でも、指導すべきは、
「最近は車を使うほうがいいみたいよ。」
というアドバイス。

今回、馬車に乗って、福島に行った私は、そこに
「車っていう便利なものがあるんだね」
ということをしりました(笑)。

てことで、今後も、臨床研究デザイン塾には、注目していきたいと思います。

2013年7月21日日曜日

英語論文を読む習慣

習慣として,自分の専門領域の英語論文を読むことは重要ですね.

英語論文を読む努力をする.
というのは,なかなか成功しません.

それよりも
英語論文を読む習慣をいかにつくるか?
が重要だと思います.

良いことであれ,悪いことであれ,
習慣というのは,意識せずに毎日行なっていること.
(夜ビールを飲むというのも習慣ですね.)
意識せずにできるレベルにもっていく必要があります.

僕の場合,火曜日と木曜日の朝のカンファレンスで英語論文(SPINE)に目を通す
ことを習慣化するためにいろいろ工夫をしました.

1)論文はPCでは読みにくい.iPadがベター.
2)SPINEは,最新号がでたら,Dropboxにダウンロードしておく.
大学のインターネットからダウンロードできますし,AO SPINEの会員になれば,年会費を支払うことで,SPINEを自由にダウンロードできます.
もちろん,iPadアプリからSPINEを有料でダウンロードしてもOK(ちょっと高いですけどね.)
3)iPadは,無線LAN環境下で使用.
カンファレンス室に無線LAN環境があれば,ベターですが,
他にも
ポータブルWifiを持ち歩く
iPhone 5でテザリングする
といった方法が考えられます.

2),3)さえクリアすれば,iPadをカンファレンスにもちこむだけで,さくさく論文がよめちゃいます.

努力ではなく,なまけものでも続けられる仕組みづくりが大切ですね.

2013年7月15日月曜日

Steve Jobs: connecting the dots

渡米後も,英語のリスニングは続けております.
先日,Stanfordを訪問した際に,JOA fellowのメンバーから,
「Stanford大学のJobsの講演は,良かったね.」
と言われた事を思い出し,YouTubeでチェックしてみました.

有名なconnecting the dots(点と点をつなぐ)を聞いて,あらためて感動しました.

スピーチより
先を読んで,点と点をつなぐことはできない.
点と点がつながっていたことは,後になってわかる.

点と点が将来,どこかでつながると信じなければならない.
皆の通る道から外れる道であったとしても,自分の心に従って進むべき.

感想
私たちは,「将来こうありたい,こうあるべき.」
という考えに基づいて,行動します.
でも,Jobsが言うように,先を読んで,点と点をつなぐことはできません.
その場その場で,自分の心の声に耳をかたむけて,
自分の心が望む事を,着実に行って行けば,
後から振り返った時に,点と点は確実につながっている.

出世するために,これとこれをすれば,大丈夫だな.
という考えは,必ずしも良い方法ではないのかもしれません.

2013年7月7日日曜日

iPadを使用したアンケート

先日,アメリカに行った時に,同期の先生方と話をした時に
意外と興味をもっていただけた話題として
以前からとりくんでいた
「iPadを使用したアンケート」

「クラウド型のデータベース」
の話題がありました.

夏休みに,側弯症の患者さんがたくさん病院を訪問するので,
それまでに,なんとかiPadを使用して,アンケートを蓄積する
システムを確立したいと.

ということで,昨日ビックカメラにiPadを2台買いに行きました.
外来で使用する際,落としてしまう可能性も考えて,
頑丈なケースも購入


アメリカに研修に行く前に,外来でiPadのアンケートをしてみて
意外に多かったのが,
「ご高齢の患者さんは,指でチェックボタンを押すのが難しい」
「文字がかなり大きくないと読めない」
など.
指の先端で,チェックリストを選択するという行為が,はじめてiPadを使用する患者さんにとっては難しい.というのは意外でした.

ということで,iPadに使用できるスタイラスペンも購入.

後は,使い方のマニュアルを作れば,なんとか運用ができそうな感じです.

レイヤー化する世界を読みました

レイヤー化する世界(佐々木俊尚著)を読みました.

↑書籍

↑電子書籍(値段が安いです.)

 非常に良く書かれた本でした. 
戦後の日本の構造は 「組織」という箱の中に,「個人」が入っている構造
 医師でいうなら, 「医局」あるいは「病院」という箱の中で「個人」が働いている. 

こういった構造が,今後新しい形に変化していくそうです.

個人は, 「たくさんのレイヤーがかさなりあってできた一つの集合体」 として成り立っており,今後はどんどん加速すると. 

私自身のことで考えてみると
医局に属しているけど,Facebook上には,同年代の整形外科医の集まりがあり,盛り上がっている.
 とか
 NPO法人の活動として,企業や個人と仕事をする機会が増えた. など.

 つまり今の自分は
整形外科医
大学で働く医師
学生の教育担当医師
ブロガー
英語に興味を持つ人
NPO法人の一員
Facebookの中でのキャラ

といった感じのレイヤーが積み重なってできた人物 といえるのですね.
レイヤーは,地層やミルフィーユにたとえてみたらわかりやすいです.

さらに,これらのレイヤーは同じ大きさではなく,日々の生活の中で,
大きくなったり小さくなったりします.

ですから
職場での不満や人間関係の不満
といったもので悩んでいる人がいたら,自分の中にある,他のレイヤーに
注目してみるのも良いかもしれません.

昔であれば,職場という箱の中にある個人.
というポジションしかありませんでしたが,これからの時代は,
いくつものレイヤーを自分でつくり,広げていくことができるのです.

英語についてあらためて考えてみました

4週間のアメリカ訪問を終えて,月曜日から通常業務に復帰しました.
体重がなんと4kgも増加しており,完全に元の体型に戻るにどれくらいかかるのでしょうか(笑)

アメリカを訪問して,自分が今,どれくらい英語が話せるのか?
実際に体感することができました.

現地のドクターと英語を話すor聞くシーンとして

聞く
アメリカ人が話す整形外科のトークを聞く(1対1)
整形外科以外の医学的な話題を聞く
プライベートな話題を聞く
アメリカ人同志がプライベートな話題を話しているのを隣で聞く

おおざっぱにいえば,下に行くほど難易度が高いことがわかりました.
まず,下に行くほど,「知らない単語が増える」「初めて聞く話題が増える」.
話題のバックグラウンドを共有しているというのは,会話で大切な事です.

現地の空港にあったファーストフードのお店で,店員さんから英語で
「どのパンを選ぶの?」「ソースは?」「サイドメニューは何にするの?」
と聞かれましたが,全く何をいっているのか?なんと返事すればいいのか?わかりませんでした.
でも,私の次にならんでいたアメリカ人のおじさんも,回答できず,結局奥さんを呼んで答えてもらっていました(笑).
つまり,これは,ファーストフードの店でオーダーに必要な事.
というバックグラウンドが理解できていないことが原因なんですね.

英語を話す事
については,口演であれば英語のスライドに文章や単語をある程度挿入しておくことで,ジャパニーズ・イングリッシュでもある程度理解してもらえます.
でも,Appleの発音は,「アップル」ではありませんから,
なかなか現地の人に,違和感無く聴きとってもらえるような発音は難しいですね.

現地で,4週間英語漬けになって,正直
「今まで何年も英会話の勉強してきたけど,全然ダメだったな.」
とへこんでしまう日々でした.

ですが,自分自身の10年前と比較すると,格段に進歩しているんだ.
と割りきって,他人との比較をやめたら,結構気が楽になりました.

現地のアメリカ人ドクター数名から言われて驚いたのが,
「なんで,君たちはそんなに英語が話せるんだ?」
という内容.
こちらとしたら,
「全然話せていないと思うのですが...」と感じていたので意外でした.

しかし,お世辞として言っているのではなく,本当に不思議そうに質問されました.
60歳を過ぎたベテランのドクターは,
「自分は昔日本語の勉強を頑張った時期があったが,全然しゃべれるようにならなかった.英語と日本語は発音が全く異なる.だから,君たちを見ていると,どうして英語が話せるのか不思議に思うんだ.」
と言われました.
また,別のドクター(自転車競技の話題について盛り上がった)からは,
「それだけ英語が喋れたら,十分だと思うよ.」と.

日本人にとって,英語を話す,聞く,書くというのは,本当に難しい課題です.
でも,いきなり10をめざすのではなく,1を2にして,2を3にして.
という風に少しずつ前進していく.

上をみたらきりが無いですが,3ヵ月,半年,1年,10年という期間で
英語が少しずつ上達していけばいいなあと思います.


2013年6月29日土曜日

JOA AOA fellowship 総括

怒濤のようにすぎていった4週間でした.
参加してみた感想について,いろいろ述べてみたいと思います.
1)参加者から得られる刺激
日本整形外科学会から,2年に1回,6名の整形外科医が選ばれています.
面接は無いので,業績で選ばれるみたいですね.
そのように,厳しい審査を経て選ばれたドクターなので,
皆さん,とても素晴らしい人たちでした.
個人的な感想としては,皆さん,平均値が高いというよりは,
いくつかの分野で,突出した実力を有している
といった印象を持ちました.

2)4週間はかなりタフな旅
今回は,AOAのアシスタントであるVickiさんが,かなり対応が良い人で助かりました.
ホストとの連絡なども,中間報告含めて,迅速に連絡していただけました.

また,訪問先も,できるだけ無駄な移動が無いように,配慮していただけたようです.

といっても,4週間の間,移動,顔合わせ,懇親会,発表,施設見学,観光を
10回以上続けるのは,肉体的にも精神的にも大変でした.

でも,これまで経験したことのないイベントがたくさんありましたから,
終わってみたら,かけがえの無い旅だったなあと思いました.

3)英語で発表する度胸がつく
なんといっても,アメリカの10ヵ所以上の施設で英語の発表をする(しかも10分程度)
というのは,良い経験になりました.
特に,Stanfordをはじめとして,西海岸の有名な施設で発表する経験ができたのは,良かったです.
最初の1〜2回は,前日緊張で眠れない事もありましたが,
最後の方は,うけ狙いのスライドをどのタイミングで出そうかな?
と悩んだり,余裕が少しできました.

4)アメリカの医療システムの良さ,問題点を感じる
アメリカのドクターが口を揃えて言うのが,
「医療費の高騰」と「医療の質の確保」について,今後どう対応して行くか?
というもの.
日本に住んでいると,医療の質を保つ事には関心がありますが,
cost benefitについては,やや無関心なところがあります.

日本は高齢化が進んでおり,
今後,学会などでも,議論しないといけない領域だと思いました.

6/28(金) Reno

6/28(金)は,朝からReno Orthopaedic Clinic(ROC)で,
現地の先生から,Renoの整形外科に関する歴史について,
講演がありました.
ROCの医局は,大変格式が高い感じ.
その後,3例程のケースディスカッション.
骨盤のU type fractureに関する手術方法について,
ディスカッションできました.
その後,O'Mara先生が,病院の中を案内してくださいました.
ROCは,病院に2台分のヘリポートがあり,緊急事態の際は,近隣の公園にもヘリが着陸できるそうです.
午後は,O'Mara先生とsquaw valleyに.
冬期オリンピックが開催された場所で,景色が素晴らしかったです.

夜は,O'Mara先生とRodeoへ.

以下wikiより
競技は主に,荒馬・荒牛に一定時間乗る ラフストック (Rough Stock) と,速さを競う タイムイベント (Timed Events) に分けられる.
ラフストック
ブル・ライディング (Bull Riding) 暴れている牡牛に乗る競技.
ベアバック・ブロンコ・ライディング (Bareback Bronc Riding) 鞍(くら)を装着していない暴れ馬に乗る競技.
サドル・ブロンコ・ライディング (Saddle Bronc Riding) 鞍(くら)を装着している暴れ馬に乗る競技.それぞれ、8秒以上乗り切ると合格とされ、騎乗者の乗り方と,馬(牛)の暴れっぷりが採点される.

全く知らなかったのですが,ロデオはプロゴルフなどと同じ,プロスポーツとなっていて,
選手は,全米で開催されている試合にでて,賞金を得ているそうです.

そして,ホテルに帰って,JOA Fellow最後の飲み会.
仮眠をとって,なんと朝4時にホテル出発.
サンフランシスコ経由で帰国予定です.

6/27(木) Reno


6/27(木)は,朝からHostであるDr. O'Maraが車を運転してくださり,
Tahoe Lakeまで観光にいきました.
湖が大変深いようで,深さはアメリカ第2位みたいです.
湖周辺では,子供達が元気よく泳いでいました.
ちなみに,アメリカでは,かなり寒い日でも,プール,海ではだいたい人が泳いでいました(笑)

夜は,ステーキハウスで,JOA fellowからの発表.
予想以上に,参加者からたくさんの質問をいただきました.
食事をとりながら,ゆったりとした感じでのディスカッションができました.

6/26(水) Renoに移動

サンフランシスコから,Renoまで,約5時間かけて車で移動.
これは,正直しんどかったです(笑).
Renoって,みなさんご存知でしょうか?
現地のドクターに聞いてみたところ
Renoに行くの?? カジノに行くの?
と皆さんびっくりされます.

そう,Renoはカジノの町.
そして,JOA fellow最後の訪問地です.


その名も,The Biggest Little City!
Reno自体は,ラスベガスに比べるととても,とても規模の小さな町です.
訪問後,Reno Orthopaedic Clinicの先生達と懇親会.

Stanfordと比べると,都会の洗練された感じはありませんが,
みなさん,とても我々の訪問をよろこんでいただいたようで,
とても楽しい懇親会となりました.

6/26(水)Stanford, Reno

6/26(水)は,午前中にStanford大学でJOA Fellow 6名の発表
これまで,10カ所以上の施設で発表してきましたが,
Stanford大学で発表する機会が与えていただけたことは,
一生の思い出になりました.

発表の後,tumorが専門のRaffi Avedian先生と2時間程お話をしました.
彼は,非常に誠実で,我々の質問に一つ一つ丁寧に答えてくれました.
興味深かったのが,
1)Stanford大学といえ,近隣の病院との競争が激しい.
以前は,Stanford大学という看板だけで,患者さんが受診されていたそうですが,
最近はそうもいかないと.
病院側もサービスの向上を常に考えていると.
2)医師のrating siteがある.
最近では,食べログといった,レストランの口コミサイトが良く用いられています.
アメリカでは,ドクターの口コミランキングも,ネット上で盛んなのだそうです.
これは,今後間違いないく,普及するでしょうね.
業績があることと,患者さんへの態度が良いことは,必ずしも相関しませんから.
3)職を探す基準
これは,彼自身の考えですが,
「働く病院の場所」「そこでの仕事のやりがい」「給料」
といったものを基準に仕事を選ぶドクターが多いそうです.
給料に関しては,アメリカの整形外科勤務医の年収がだいたい
年間2500万円から4000万円.
(もちろん,上は1億円を超える人もいます.)
4)訴訟
彼自身は,今のところ,訴訟に関与したことはないそうです.
でも,やはり,日本よりは身近な話題のようです.
といっても,医療事故の保険に入っているからあまり問題はないみたい.
(だいたい年間30−50万円を保険として,おさめているそうです)

そして,次は,最後の訪問先である,
Reno Orthopaedic Clinicに移動です.

編集後記
先日,UCSFでお会いした,兵庫医大の井上先生のブログに我々の記事が掲載されていました.
「最後のサンフランシスコ」その1
井上先生も,ちょうどUCSFでの研修を終えて,帰国する直前でした.
今回訪問した病院にも,たくさんの日本人留学生のドクターがおられました.

それぞれ,楽しい事ばかりではなく,大変な事もたくさんあります.
サンフランシスコでの留学生活が詳しく紹介されていますので,
アメリカに留学を考えている先生は,ぜひ一度井上先生のブログを
ご覧ください.

留学日記のブログ

2013年6月26日水曜日

6/25(火) Stanford大学

630にホテルロビーに集合
その後,病院に移動して,手術を見学しました.
脊椎は,頚椎椎弓切除を見学.
の予定でしたが,Stanfordは,病院見学にIDが必要だったため,
急遽,photo IDを取得するために,病院の事務所へ.
ここで,1時間ほどかかってしまい,手術室に戻ったらオペは終わっていました(涙)
午後は,脊椎の手術がなかったため,tumorの手術を見学.
放射線照射後の大腿骨頭壊死に対して,人工股関節全置換術(THA)を施行していました.
手術見学の後,1時間程腫瘍カンファレンスに参加.
その後が,スペシャルなイベントでした.
野球観戦(Oakland Athletics vs Cincinnati Reds)に行くために,病院玄関で待っていたら,何やら大きな車が?!

なんとHostCostouros先生が,リムジンをチャーターしてくれていたのです.
リムジン到着でテンション上がるJOA fellow
サービスショット

さらに,試合は,外野センター付近にある,スイートルームでの
観戦となりました.
これまでに経験した事のないイベントが続いていましたが,
Stanford大学でのイベントは,格別なものとなりました.

6/24 Stanford大学初日

UCSFから,車で1時間ほどかけて,Stanford大学に移動.
Stanford大学のホテル超きれいでした.
 その後,大学があらかじめ用意してくださった,ゴルフカートを使っての,Stanfordツアー
Stanford...すごすぎ.
まず,建物がきれい.敷地も非常に広いです.
大学とは思えないくらいきれいな建物.
ヒューレットパッカードの寄付した建物もありました.
まあ,全米トップ1,2を争う大学ですからね.
大学の中にいた学生達の中から,将来何人もの偉人が誕生するのでしょうね.


そして,その後,StanfordのFacultyの先生方とディナー
なんと,Vice chair,chair,Hostの先生全員が参加されていました.
HostのJohn Costouros先生(肩関節鏡が専門)は,とんでもない大物.
まず,奥さんが,政府の関係者らしく,iPhoneの写真の中に,なんと
オバマ大統領との2ショット写真が?!
さらに,自分専用のワイナリーも所有されているそうです.

うーーん.世界は広いですね.