2016年5月24日火曜日

エキスパートとしての医師














写真:ぱくたそ モデルYukiko
先日開催された医師のキャリア革命
講師の大谷先生から興味深い指摘がありました.

エキスパートとしての医師の今後について
瀧本哲史さんの著書を引用

今回の内容は,こちらのブログからも参照可能
瀧本哲史のビジネス・サバイバル講座

人材のコモディティ化を回避する方法について書かれています.

コモディティ化とは?:経済学や投資の世界では「市場に出回っている商品が個性を失ってしまい,消費者にとってみればどのメーカーのどの商品を買っても大差がない状態」となること.

コモディティ化を回避するためには,以下の6つのポジションが重要になると指摘.
①「トレーダー」
②「エキスパート」
③「マーケター」
④「イノベーター」
⑤「リーダー」
⑥「インベスター」

しかし,今後,①と②のポジションについては,
生き残りが難しくなる可能性があるそうです.

医師について考えてみると
・AI(人工知能)の開発
は注目に値します.
すでに,セミナーの中で,大谷先生から紹介がありましたが,スマホで皮膚の湿疹を撮影するだけで,ある程度の診断を行える技術が開発されているそうです.

AIが今後の医療に与える影響については,
整形外科医のブログ:医療用人工知能のホワイトジャック
の意見に私は賛成です.

大谷先生のプレゼンテーションで興味深かったのは,
今回のセミナー講師が, ②「エキスパート」に留まらず,
・内田先生「リーダー」
・古山先生「マーケター」
・杉本「イノベーター」
・整形外科医のブログ主「インベスター」
などの領域を開拓している という指摘でした.

もちろん,エキスパートの中のスーパーエキスパートを目指す道もあると思います.
ですが,医師のエキスパートとしての素質をベースにして,
③〜⑥のスキルを身につけるというのが今後は重要になってくる気がします.

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