2017年5月17日水曜日

電話は便利だけど

電話の利用を生産性という観点から考えてみました.

1)40年前は非常に生産性の高いサービスだった
直接会わずに国内であれ海外であれ会話ができる.という意味で以前は非常に生産性の高いサービスでした.

2)今はLineやMessenger(Facebook)が一般化したため,電話は非常に生産性の低いものとなった.

電話の最大の問題点は,
・電話を受ける側が,作業を強制的に中断させられる
ということ.
電話をかける側については,重要度(緊急度)が非常に高いこともあれば,「ちょっと相談したい」といった重要度も緊急度も低いものまで様々です.

ですが,電話を受ける側は,手術中であったり,論文を集中して書いている最中であったり,久しぶりにあった友人と盛り上がっているときであったりします.

電話は,かける側にとっては有用な事が多い反面,受け手にとっては,非常に生産性の低いサービスであると言えます.

逆に,Lineを考えてみると
・メッセージの受けてにとっては生産性が非常に高い(返信の必要がなければ,既読スルーも選択肢に入る).
・メッセージの送りてにとっては,ときにメッセージを入力するのが大変(電話の方が楽なこともあるでしょう)


ということもあって,「スマホは利用しているけど,電話にはほとんどでない」ことを公表している人も増えました.

病院内では,PHSや携帯でのやりとりが一般的ですが,生産性を考えるなら,「テキストベースのメッセージ方式に移行する時期」にきていると思います.そうすれば,メッセージの内容をみて,すぐにアクションを起こすか,時間をおいて対応するかは,メッセージの受け手が判断できますから.

だれか,病院内外で便利に使えるLineのようなサービス作ってくれないかな〜笑