2017年6月13日火曜日

人間の脳は錯覚する:運転編

MS&AD基礎研究所株式会社のデータを引用します.

2017年2月,日常的に自動車を運転している,全国の1,000人を対象に,「自動車運転と事故」をテーマとするアンケート調査を実施しました.

 20代から60代前半にかけては徐々に「自信がある」割合は減少していくが,その後65歳から運転に自信を持つドライバーの割合は急カーブを描いて上昇し,80歳以上では何と72.0%が「運転に自信あり」と回答している.もちろん,多くは長年の運転経験と無事故継続の歴史がベースになっていると推測するものの,視力や反射神経等の身体能力の衰えは必ずあるはずで,この現実と自己認識のギャップは他の多くの調査や研究でも問題視されている.

ちょっと衝撃的なデータですね.60歳前半まで下がっていたデータが,そこから上昇するというのが非常に興味深いです.
私自身,運転には全く自信がなく,早く自走車が一般化されないかなあ.と心待ちにしています.高齢になるほど,運転に自信を持つようになる.というのは,興味深い脳の錯覚ですね.