2017年6月9日金曜日

若者達が残業を嫌う本当の理由

最近の若者は,残業をしろというとすぐに仕事を辞めてしまう
俺達が若い頃は,残業や飲ミュニケーションで仕事を先輩から教えてもらった
みたいな話をよく耳にします

最近の若者は,努力が嫌いで,忍耐力がなく,嫌なことをすぐに投げ出してしまうのでしょうか?私にはどうにも,この考えが理解できません.今の医学生をみていると,私が学生の頃よりも,明らかに優秀です.私が学生の頃は,今よりはるかに牧歌的な生活をおくっていました.

生産性という発想から,次のように考えてみてはいかがでしょうか?
・残業があたりまえになっている職場=生産性が低い or 社会のニーズについていけていない職場
若者たちは,ただ単に,「これから生産性の低い働き方が通用しなくなる」という雰囲気を,いち早く感じ取っているのではないでしょうか.

生産性が低くても,長時間労働で乗り越えられた世代が語る「残業や飲ミュニケーション」といった美談を,10年後の若者たちは,「昔は,そんな働き方でも給料がもらえたのか...正直うらやましいよ」と感じているのかもしれません.

それでは,今後どのような働き方が必要になるのでしょうか?明日のブログに続きます.