2018年4月17日火曜日

資産形成を考えている時に買い物をする基準

20代はある意味仕方がないかもしれませんが,30〜50代にかけて高額な買い物をする際の基準というのは,資産形成に大きな影響を及ぼします.

たとえば,
 高級車
 高級腕時計
 高級家具 などなど

資産形成から遠ざかってしまう習慣を下記にあげてみました.

・欲しいから買う
私も以前は,散財していた時期があり,「欲しいから買うのは当たり前でしょ.」という時期がありました.
しかし,「欲しいから買う」は,資産形成から一番遠のくキーワードだと思います.
「必要だから買う」と「欲しいから買う」の違いは,
通勤に車が必要.→国産の中古車でも必要性は満たされる.
でも,欲しいから車を買う.となると必要性を超えるスペックのものに手を出してしまいます.

・欲しいものはローンを組んで買う
ローンは,借金のことです.資産形成において,借金は悪.ではなく,良い借金と悪い借金があります.ただ,「ローンを組んで欲しいものを買う」というのは,ほぼ全て悪い借金でしょう.というのも,欲しいから買うというものは,だいたいが贅沢品,嗜好品であり,そのもの自体の資産価値を目的として購入されるものではないから.
欲しいものについては,「キャッシュで買えないものはあきらめる」というのがルール.

・支払いができるから買う
ローンですね.ローンは,理論上は支払期間を長くとれば,毎月の支払い金額を低く抑えることができます.しかし,支払い期間が長くなると金利の支払額が大きくなります.

すでに,車のローンがあるけれども,時計もほしい.時計は,ローンを組めば,毎月5000円の支払いで済むから買うことができる.資産形成においては,まとまった金額の種銭を用意して,それを元に投資やビジネスを始めるのが基本.それが,分割払いのローンを組む習慣があると,種銭は絶対にたまりません.ローンを支払いながら,種銭がたまっているのであれば,そのたまったお金でローンを支払うのが先決でしょう.

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