2011年10月12日水曜日

久々に英語ネタ:医学論文のnative check

最近,Appleの話やHPの話題に夢中で,すっかり英語に関する話題を忘れておりました(汗)
優秀な後輩が,立て続けにSPINEに投稿することになり,その最終段階にあります.

英語のNative checkに関して,後輩に送ったメールが,そのまま役に立ちそうなので,ご参考に!


(以下後輩に送ったメール)
少し気になったのが,この論文って,Native check(Native speakerに論文の文法を校正してもらう)って,まだしてないよね?
少し,日本人風の英語表現があるので,一度Native checkに出してみたほうが良いと思います.

僕は,いつも,アメリカの獣医さんで英文校正をしてくれるZaberさんに校正を依頼してます.

Pam Zaberさん(女性)は, Editdoc English Editing という名前で英語校正の会社を経営してます.
メールは pameva★earthlink.net  です. ★を@に置換

1)Zaberさんに論文の本文とタイトルだけをメールに添付(Word formatで)して,校正をお願いしたいとメールする
ReferenceやTable, abstractは不要で,タイトルと本文のみでOK

(例文)
Dear Zaber,

My name is Taro Yamada.
I am an orthopaedic surgeon in Japan.

I heard your editing job from Dr. Sugimoto.
He said to me "Her editing is great!".

Now can you edit my article?
If you can, please estimate attached article.

Sincerely yours,

Taro Yamada, M.D.
(ちなみに,M.D.はmedical doctorの略)


2)論文の校正代金は約2~3万円程度だと思います.4-5日で完成します.
論文の校正代金は,Paypalというサービスで簡単に送金できます.
クレジットカード必要になりますが.

3)校正してもらった論文本文を参考にして,structured abstractを完成させる.
(注)論文で,最も力をそそぐべき個所は,Titleとabstractです.
abstractがしょぼいと,まずacceptされません.
でも,Abstractを作るのは意外と簡単です.
論文本文の中から,大切なフレーズのみをコピペすればよいだけです.

てな感じ.
メールの文章は,適当に書いたので,使うときは直してくださいね.
(日本人からくるメールは,みんな,”Her editing is great!”だな...と思われてもいけないので)

編集後期
ちきりんのブログで面白い記事があったので紹介

2011-10-12 日本で一番すごい美術館

ぜひ読んでみて.
そんじゃーね!