2014年9月30日火曜日

成長曲線について考えてみる

・企業のライフサイクル
・個人の人生
を考えた時に,
「成長曲線」
を意識することが多くあります.


例えばアップルなら
・iPhoneの市場は成熟期に入っていて,
次にCarPlayやapple watchで新たな市場の開拓を狙っている

とか

・サッカー選手が引退して,コーチとしてのスキルを習得する

など

転勤,病気,出世など,良いも悪いも含めて,
大きな環境変化が身の回りに起こったら
「新たな成長曲線に乗り換えるタイミング」
を意識すべきでしょう.

変化に対して,逆らわず,新たな波をおもいっきり楽しむ
くらいのノリが良さそうです.

逆に,自分が上手くいっている時ほど,
次の波を探す必要がありそうです.

難しいのは,成熟期というのは,わりと上手く行っていることが多く
そのタイミングで,
「この状態がずっと続くはず.」
「このポジションのまま,さらに上を狙ってやろう」
となってしまうこと.

自分の得意な事に執着して,不得意な事をさけ続けていると,
本人は成熟期を維持しているつもりでも,
周囲からみると明らかに衰退期に突入していることも.

そういった意味で,
・転勤をすすめられる
・新たな仕事をまかされる
といった時は,今までの経験は忘れて,1からスタートする良いチャンスでしょう.
そうすれば,また新たな成長曲線にのって,
数年後には,面白い事が待っているかも.

上の図のように,新たな成長曲線に乗る際には,
一度沈む時期があります.
ジャンプをする前に,しゃがむのと同じですね.

一度沈んだ後に飛躍する.
逆にいうと,ずーっと直線的に伸びていくということは
あまり無いのかもしれません.

2014年9月27日土曜日

自宅と職場の作業環境

わりと最近,
自宅と職場の作業環境(PC)
について,話をする機会がありました.

Dropboxのような
インターネット上にファイルを保存できるサービス
が増えてきたので,ファイルの同期はとてもしやすくなりました.

でもって,今現在,私の考えるベストの組み合わせは

Macbook air 11インチ
・職場と自宅はEIZOのIPSモニター

Macbook airについては,次期モデルで
”薄型の12インチがでる??”
という噂もあり,もうしばらく買い替えを我慢している状態です.
バッテリーも,ものすごく長持ちするようになっているので,
出張の際も,パソコン本体だけ持って行っても十分です.

モニターについては,以前もブログで紹介しましたが,
EIZOが超オススメ.
ブルーライトをカットしてくれる親切設計のため,
目にやさしいのです.
学会スライド作成や論文作成の際の
目の疲れが全然違いますよ.



お値段が高いのがネックですが,そこには投資しても十分元はとれます.
自宅と職場に同じモニターを置いておいて,
最軽量のmacbook airを接続して,作業する.
というのが,一番効率的な気がしている今日このごろでした.

京都散策

昨日は,先日行った試験監督の代休で,朝からお休み.
朝起きて,
「天気もいいし,京都にでも行ってみようかな」
と思い立って,京都に行ってきました.

結局,徒歩で10km近く街を移動しました.
そんな中,気になったお店をご紹介

globe walker
このお店は,

ゴールドウインとトラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』が手がける「旅」をテーマにしたセレクトショップ.

「旅に携帯すると便利なもの、安心するもの、楽しいもの」
をコンセプトとしたお店.

海外旅行に持って行きたくなる品物がたくさんありました.
特に気になったのが
The North Faceの軽量ダウンジャケット
ヨーロッパに旅行すると,予想外に寒い日があり,
コンパクトなダウンジャケットはとても役立ちそう.

それでもって,今回は
1泊の出張用のデイパックを購入


海外出張の際も,観光用にデイパックは毎回持参していましたが,
学会参加用のカバンも別に持参してました.

でも,今回購入したデイパックは,
学会会場にも持参可能なスタイルをしてるので,
海外出張の荷物を少し軽くできそうです.

おまけに,ものすごく軽量!

留学などの予定がある人は,
globe walkerに立ち寄ってみたら,
掘り出し物を発見できるかもしれませんよ.
ちなみにこちらのお店は
京都,札幌,二子玉川にあるそうです.

2014年9月23日火曜日

ワークライフバランスに関する話題

このブログではあまり取り上げたことがない話題ですが.
面白い記事を読んだのでご紹介.

小室淑恵「山積する社会問題をタダで解決する,たったひとつの方法」
日刊読むラジオ

一時,小室さんは,私と同世代の女性で,
たくさんの書籍を書かれています.



仕事が多い(定時に終わらない)
→残業で解決.
というスタイルを,少しずつでも変えていきませんか?
という事を,提案されています.

もちろん,
「自分は,仕事が大好きだから,夜中まで仕事したいんだ!」
という人は,それも人生なので,良いと思います.

でも,組織として考えた場合は,
「定時に終わらない理由を考えよう.
残業はしないという前提で,どうやったら仕事が定時に終わるか考えよう」
というのが正解な気がします.

僕はサッカーを観戦するのが好きなのですが,
それは,どんな大事なゲームであっても,
「90分で終わる」
という前提があるから.

これが,もし,
「90分経ったけど,盛り上がりにかけるから,
あと30分ゲームを続けませんか?」
とやっちゃうと,長期的には集客にはマイナスになりそう.

冒頭で説明した記事には,
そのあたりの事が,具体例を含めて
わかりやすく説明されています.
興味がある方は,書籍もぜひ.

2014年9月19日金曜日

留学先を決めるまでのアプローチ

海外に留学したい!
と考えた時に一番難関となるのが
「どこの国に留学するか?どのドクターに連絡をとるか?」
という問題.

そこで,とても興味深いブログ記事を発見しました.
留学先を見つける方法 海外研究所見学後の感想

私が考えた.あるいは過去に周囲で見聞きした情報を紹介します.

1)自分の所属する医局や先輩が過去に留学していた施設に行く.
これは,まあ王道ですね.
一番スムースに事がすすみそうです.
この場合,
留学希望先のドクターと面識のある先生→留学先の先生
にまずはメールしてもらい
自分の事を推薦してもらう.
その後で,
自分→留学先の先生
にメールするというのが一般的でしょう.

2)AO SPINEのような,海外にリファレンスセンターを持つ
留学プログラムを利用する.

私の専門とする脊椎の領域では,結構王道な方法.
企業がサポートしてくれる留学プログラムであれば,
出したメールに返事が帰ってくる確率はかなり高いです.

3)名だたる病院のドクターにメールを出しまくる.
そして返事が帰ってきたところを足がかりにする.

英語論文のcorresponding authorは,たいていメルアドを
公開しています.
そこに,10通,あるいは100通とメールを出しまくる方法.

実際過去に,中国のドクターから,私の元に
「留学したい」
というメールが届きました.
でも,丁寧に返事を書いてあげたのに,それに対する返事が無い.
たぶん,同じメールの文章を,たくさんのドクターに一斉送信して,
一番興味のある施設に連絡をとったのでしょう.

この方法は,成功確率が低く,また私が経験したとおり,
相手に悪い印象を残すリスクがあります.

4)最後の方法は?
これが冒頭に紹介したブログに紹介されている方法.
全く新たな留学先を開拓するのに,一番効率的だと思います.

例えばですが
国際学会で講演を聞いた後に質問をする.
講演終了後に,勇気をだして,名刺交換する.
思い切って,その場で「あなたの病院に見学に行きたい」と提案してみる.

などなど.
自分の講演を聴いたあとで,「すごく感動したら,留学させてください.」
と言われたら,かなり成功の確率は高くなりそうですね.
「一度顔を見たことがある.」
というのは,相手にとってはかなり安心感があります.
逆に,メールだけでアプローチをするというのは,
ちょっと成功する確率が低そうですね.

2014年9月16日火曜日

対人関係のストレス

沖縄で熟読したのが
こちらの本(以前にも紹介してます)


もう,何回も読み返しているのですが,
読むたびに発見のある本です.

私自身,わりと楽観的で,あまり対人関係にストレスを感じないのですが,
ここ数年,対人関係においてストレスを感じる機会が
少しずつ多くなってきました.

結論からいうとストレスの多くは,
「原因は外にはなく,常に自分の中にある」ことが多いようです.
対人関係のストレスや,恐怖(恐れ)が心の中にあるとしたら,
それときちんと向き合わなければ,解決することはありません.

ここでは,仮の設定として
Aさん:会社勤務.5年目.
Bさん:Aさんの上司.会社勤務20年目.
CさんDさん:Aさんの同僚
とします.
この会社では,10年目までに仕事を辞める人も多く,
逆に言うと,これからの5年間の仕事の評価が
それ以降の出世に影響するという状況.

Aさんは,会社の仕事自体は楽しくこなしており,
10年後もその会社で働きたいな.
と考えています.

Bさんもまた,仕事が大好き.
プライベートの時間など関係なく,
99%の時間を仕事に注ぐタイプ.

Aさんの悩みとして
・自分の上司であるAさんが,自分の仕事をどのように評価しているのか?
・同僚のCさん,Dさんに仕事で負けたくないという意識
・今後,5年先,10年先に自分がこの会社に残れるかどうかという不安.

上司のAさんの評価が気になり始めると,
Bさんが夜遅くまで仕事をしている横で,帰宅するのがだんだん怖くなります.
「自分の評価が下がるのではないか?」

また,Cさん,Dさんより,少しでも良い評判を得たいというあせりも.
Cさん,Dさんが仕事上で成果をあげても,素直に喜べなくなります.

そして,5年先,10年先の目標を見つけたいけど,
具体的な目標(自分がこうなりたいというイメージ)が思いつかない.

わりとよくある設定だと思います.
最初に紹介した書籍の中に詳しい処方箋がかかれていますが,
まずすべき事は

1)自分の課題と他人の課題を分離する作業
ここでいうところの,
「BさんのAさんに対する評価」
というのは,Aさんの課題ではなく,Bさんの課題.
つまり,Aさんが気にする必要は全くないのです.
(Aさんが踏み込めない課題)
さらに,Bさんの評価を高めるための仕事というのは,
自分の人生(選択)を,他人に委ねてしまうというもの.
他人の言動や態度に,一喜一憂する人生となってしまいます.

2)人生のスポットライトを”今”にあてる.
ジョブズも言っていますが
人生というのは,"今"という点が結果的につながったものであり,
過去や未来に向けて,線を引くような人生は存在しない.
というもの.
その日,その日を楽しく,真剣に生きることが全てで
5年先のキャリアを描き,そうなるための道を現在に向かって
逆算することは全く無意味であること.

Aさんにできることは,日々,自分がベストと考えることを
淡々とこなすことだけであり,
その結果,5年後,10年後にどこで仕事をしているか?
ということは,誰にも分からないし,自ら選択することはできない.

何年も,悩んできたことが,ある日偶然であった本を読むことで,
すっきり解決することがあります.

自分のなかで,「アドラー心理学」について書かれたこの本は
とても多くの気付きがあり,勉強になりました.

スマホから少し距離を置く

今年の夏休みは,石垣島,西表島を訪問.
そこで,大自然に触れているうちに,なんとなくですが
「スマホ見ている時間を少なくしようかな」
と考えました.

ネットで得られる情報から距離を置く

スマホの用途として
・gmailのチェック
・ニュースアプリ
・LINE, Facebook, TwitterといったSNS
・その他ネットサーフィン
・ゲーム
などなど.
多い日だと,1日に1時間以上見ている日もありました.

なんとなく,
「これって,あまり良くない習慣だなあ」
と感じたので,思い切って,スマホのアプリを半分くらい消去.

すると,夜や朝に,案外自由な時間が確保できるようになりました.

さらに,スマホを見たいな.
と思ったら,スマホをみるかわりに,
「腕立て伏せをする」
というルールを作ったものだから,最近は,
かなりの回数腕立て伏せができるようになりました(笑)

2014年9月14日日曜日

仕事の環境(ディスプレイ)

現在,自分のメインPCは
Macbook Air 2011(13インチ)モデルです.
まだまだ全然動きも良いのですが,
3年経ったので,そろそろ買い替えを検討中です.

自分がPCを使う環境をざっくり考えてみると
1)職場 7割
先日ご案内したとおり,職場はデュアルモニターにしています.
過去のエントリー:
サブディスプレイ購入しました
サブディスプレイ快適でした

2)職場以外 3割
出張中(新幹線の移動含む),カフェなど

今のところMac PCのラップトップモデルとして
1)Macbook Air (11インチ,13インチ)
2)Macbook Pro Retina(13インチ,15インチ)

ここで,2つの選択肢が考えられます

選択肢1)
職場はデュアルモニターだから,持ち運び安さを優先して
Macbook Air 11インチにする(重さ1.08kg).

選択肢2)
少し重くなるけど,外出先での作業を優先して
(モニター解像度の高い)
Macbook Pro Retina 13インチにする(重さ1.57kg).

軽さをとるか?
モニター解像度をとるか?

悩むところですね(汗)